イタリアンレストラン(銀座)の思い出
全く、くだらなくて意味のない話です。「太郎さんの独り言」(極)です。お時間のある方だけ、続きをお読みください。
数年前、東京で生活していた頃、姪が上京してくることが時々あり、タイミングが合えば一緒に食事をしたり、東京案内をしたりしていました。
そんなある日の夕食に、「高くない銀座のイタリアン」に姪を連れていきました。
隣のテーブルには、お年頃のカップル。見るつもりは無いのですが視野にはいります。
コース料理も終盤に入り、筆者たちのテーブルにデザートが置かれた後、隣のテーブルには「大きなケーキ、on the 花火」が運ばれてきました。そして、ウェイターさんが去った後、男性は女性に「大切なプレゼント」を渡そうとしました。
「ごめんなさい」
声が聞こえたわけではないのですが、女性は頭を下げて、席を立ちました。火花を散らすケーキと、呆然とする男性をその場に残したまま。
「サプライズ」に対する、返し「サプライズ」
筆者と姪は会話を失い、黙々とデザートを片付け、東京駅に向かいました。終電の新幹線にギリギリでしたので、東京駅の構内を走りました。
誰も悪くないと思うのですが、不幸なことも生まれるのでしょう。
あの、罪なきケーキの行方を思うことがあります。
皆が、その役割を果たすとともに、世界が平和で幸せでありますように。
姪の人生に幸が多くありますように。
太郎さんの独り言でした。
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