続 ハロウィンの日
「ハロウィンですが異世界放浪記」では紹介できませんでしたが、実はその日は、車検に出していた車を引き取りに行かねばならない日でした。そのことを直前まで忘れていた筆者は、朝一で「あおはる」さんの企画に投稿し、達成感を得た上で、更に
「今日は、何処に行こうか、誰に会いに行こうか」
と、浮き浮きしていたのですが、
「ダメやん、車屋に行かねばならぬ」
という事実に気がつき、少しへこんだのです。
しかし、気を取り直し、車を引き取った後は、大好きな「ふくりま逢瀬ワイナリー」に立ち寄り、この写真を撮影し、「今日の神様」にお会いするため、会津という異世界放浪に向かったのです。
なお、わかりにくいと思いますが、フェンスの先には、約1メートルの「段差」があります。
これこそ、「ネタ供養 ミラクルミッション 改」で触れている、「人が転げ落ちるような段差」の元ネタになっているものです。
なお、今更ですが「公タマ伝」も「お仕事三部作」も全くのフィクションですので、実在の人物や出来事とは一切関係がありません。
その後、「 大山祇神社」と「如法寺」を参拝しつつ、
「神様というものは、クラウドのようなもので、存在しているのは確かだけど、どこにあるか、どのような形、姿をしているかは表現しようがない。
自分の中にも神様にアクセスする端末がある。いつでも神様にアクセスすることができる。瞑想などもその一つの方法かもしれない。
だけど、自分にある端末はスペックが低く、回線も弱いので、神社や寺などの高規格の端末をお借りしてアクセスする方法があるのかなぁ」
などと考えておりましたら、「出版代行社」さんから、
「お金を振り込んでくれたら出版代行を受けますよ」
という趣旨のメールが来まして、如宝寺さんの境内において、即、スマホからインターネット銀行にアクセスし、振込をしました。これが、10月31日のことです。
その後、表紙とAmazonでの紹介文を含む「書籍データ」が完成しましたとの連絡がの連絡が、4日後の11月3日にきました。表紙とか紹介文に多少手を加えたい気持ちもありましたが、「ある程度経験と実績がある出版代行社のセンスを活かすか」という心境で、
「いいよー、このまま進めてください」
と返しまして、Amazonの審査を経まして、翌11月4日には電子書籍として販売が開始されました。
ちなみに、床屋さんで「今日はどのようにしますか」「お任せで」を数回繰り返したら、何も聞かれなくなりました。「黙って座ればピタリと当たる」状態で、仕上がりにはノークレームを続けています。
ということで、今回は原稿送付・見積依頼を含めても、1週間かからずに、電子書籍の出版に至りました。出版代行者とのやり取りは全てメールで行い、打ち合わせも何もありませんでした。ハロウィンを挟んで、こんな作業を進めていました。
以上、誰の得にもならない、役にも立たない忘備録でした。
ちなみに、サムネの画像は、西会津の帰路にある「道の駅」で撮影した「赤ベコに乗るベコの乳」の画像です。会津地方の方言で、牛のことを「ベコ」と言います。
赤ベコは「厄除け牛」や「幸運の牛」と呼ばれておりますので、駄文をお読みいただいた皆様に、疫病除けや幸運の種になることを祈念して、サムネに使用しました。
正確には、この写真を使いたいがために、この原稿を作成しました。
久しぶりに「黎明系譚」から離れた投稿になりましたが、最後にリンクは貼らせてください(表紙のイラストをご覧ください。黎明と奇譚の間に変な隙間があることについて「黎明奇譚で1セットなのに」、とも思ったのですが、朝日を表現しているようなので、「まぁ、朝日ならしょうがない」と受け入れることにしました。はい、朝日という言葉は、本文には全く出てきませんが、「公タマ伝」から続く、福島太郎の大事なキーワードの一つになりますので、このまま活かすことにしました)