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Photo by
nikumori
【駄文】蟹の思い出
山形県酒田港の海鮮市場で、蟹を購入して、彼女の自宅に届けた。
夜、電話が入った。
「蟹、生きていたの。お母さんが茹でようとしたら、動き出したの。皆、吃驚しちゃった」
数日後、彼女のお父さんが、心筋梗塞の発作を起こして救急搬送された。蟹で驚いたこととの、因果関係は聞かなかった。
彼女とは破局した。
東北の福島の嘘の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる
【以下、補足説明です】
御承知の方もいると存じますが、連休を利用して北海道に行ってきました。母のオーダーで蟹を土産にしたので、古い思い出を語りたくなりました。昨日、今日と【駄文】を書かなかったので、そのウサバラシでもあります。
で、現実では振られましたが、当時、お付き合いしていた方との「酒田からの帰り道でのIF」が、上記の「恋する旅人」に収録されています。
そうです「何を書いても最後は宣伝です」。
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