【駄文】緑の町のS神様
本稿は神様の話でもスピチャルな話でもありません。ただ、以前投稿した「山の上の宗像三女神」という稿のタイトルをセルフオマージュして、「夢見る木幡山」(未発刊)に登場する、Sさんと私の関係について、振り返りをする稿になります。
なお、「夢見る木幡山」という作品に御興味がある方は、記事の右下にある「クリエイターへのお問合せ」から御連絡をいただければ、「ベタ打ちPDF8月中旬版原稿」を送付させていただきます。(その後、かなり改編しています)。
「夢見る木幡山」では、冒頭からSさんの本名が登場しているのですが、実は「公務員のタマゴに伝えたい話」に収録している「フロンティアミッション」に登場する「T会計事務所Tさん」のモデルがSさんなので、Sさんは最初の作品にも登場していました。
Sさんとの出会いが無ければ、フロンティミッションが生まれなかったことになります。また、kindle出版を行う前に「公タマ伝」の原稿(案)30数話分を持参し、
「公務員の公務員による公務員のための本を電子書籍で自費出版しようと思うのです」
と相談した私に「いいと思いますよ」と背中を押していただき、さらに
「公タマ伝は、読んでいてワクワクしない」
という助言をいただいたことが「フロンティアミッション」から始まる「創作物」に繋がったという背景もあります。
「著作で、Sさんをワクワクさせたい」
という気持ちが、執筆に向かう時の心にあります。また、Sさんと一緒に相談を聞いていただいた方から
「お金が目的で無ければ、noteに投稿してはいかがですか」
という助言をいただいたことで、note街に導かれました。
そして、公タマ伝を発刊して「第2集」を発刊するかどうか迷っていた時期にco-ba koriyamaというコワーキングスペースのイベントに参加したのですが、このコワーキングスペースを運営している法人の代表がSさんであり、そのご縁で「公タマ伝」を置いていただいたのですが、イベントの参加者から
「公タマ伝、読みましたよ。昔、公民館に勤務していたので、役所の世界を楽しめました」
という方、また
「公タマ伝、読みましたよ。僕、公民館運営審議会の委員を委嘱されるので、勉強になりました」
という声をいただき「公民館」という啓示を受けた私は、15年以上温めていたネタである「公民館物語」の執筆を始めました。そして「公民館物語」が完成したことにより、「公タマ伝第2集」の発刊に向けた気持ちを、不退転のものとしたのです。
また、「公タマ伝第2集」の発刊前にはSさんが主要メンバーであるサークルが主催するセミナーで、講師の任を務めさせていただく形で、公タマ伝のPRを支援していただいたこともありました。
このような経過もあり「元宮ワイナリー黎明奇譚」、「恋する旅人」、「黒田製作所物語」など、新作の原案が仕上がるごとに、「今度はこんな作品を出そうと思うのです」とSさんに原稿を送付し「いいと思いますよ」と、背中を押していただくこと、そして、紙書籍が完成したらco-bakoriyamaの書庫に配架していただくことを繰り返しています。
また「黒田製作所物語」の「あとがき企画」にも参加していただいています。
そういう意味では、架空の存在である「福島太郎」と現実の世界を繋いでいる方とも言えます。福島太郎が生まれたて、ハイハイもできない頃から、伴走支援をしていただいています。こういう経過があり「co-bakoriyama出身」を自称しています。
なお「恋する旅人」に収録している「題名のない物語」には、
『「可愛い・聡明」に加えて、情の深さとか、健気さとか良い面ばかり』(木元談)
の「西野」というキャラが登場しているのですが、一説には西野にはSさんの影響が強く出ているのではないか、とも言われています。
こういう経過に加えて、「黒田製作所物語」を書き上げた後、燃え尽き気味で新作に取り掛かれず、モヤモヤしていた私を「地域クラウド交流会」に誘っていただき、隠津島神社と繋いでいただくことで「夢見る木幡山」を創作するきっかけも作っていただいたことになります。
以前は、さまざまな啓示をくださるSさんの言葉を「天使のつぶやき」と感じていましたが、もう、ここまで来ると神様に対するような、敬虔な気持ちを持たなくては失礼にあたるような気がしてきました。
そして、co-bakoriyamaの所在地が「緑町」という名称なので、本日のタイトル「緑の町のS神様」ということでした。
こういう御縁があり、新作「夢見る木幡山」では、Sさんに「あとがき」を依頼しています。隠津島神社さんとSさんの繋がりの話や感想など、どんなお話を寄せていただけるか、ワクワクしています。
私の場合「好きなときに 好きなことを 好きなようにする」という感覚を主として、駄文屋と称して活動をしていますので、「小説家になりたい」とか「収入を上げたい」、「賞を取りたい」、「フォロワーを増やしたい」という気持ちは薄いです(0ではないです)。
ただ「読んでいただけたら嬉しい」、「稼いだお金を地域の子どもたちに役立てたい」、そして「執筆を通じてエールを送りたい」という気持ちをモチベーションにしています。
ただ、これだけSさんにお世話になっていますので、どこかで執筆活動についてお話をすることがあれば、創作の原点として
「co-baです。なんと申しましてもco-baです。私は、ここでの思いを生涯大切にすることでしょう」
とか語りSさんに恩返しをしたいと、夢を見ています。
Sさんと、co-bakoriyamaが無ければ福島太郎はnote街に来ることも、書き手として成長することも無かっただろうと考えています。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。