個人事業主はじめました
電子書籍「公タマ伝」に収録した原稿以外のものを、改めて1つのマガジンに集約したこともあり、久しぶりに「公タマ伝」の流れに沿う話を投稿します。
広義で言えば「公タマ伝」以外の電子書籍の発刊という行動も、私の中では「公務員のタマゴに伝えたい話」であり「公務員の育成のための社会貢献事業」と位置付けています。
「黎明奇譚」は物語の内容も含めて、「恋する旅人」については、物語の内容ではなく、そこに向けた私自身の行動そのものを伝えたいと考えているからです。
これまでも、公務員の職にありながら「創作活動」をされた方は、複数いらっしゃいます。しかし、その多くは「才能」があり、同人活動などを継続されて文学賞を受賞されたとか、何らかのコネクションを活用して創作活動を兼職され、専業に移行された方が多いと認識しています。
しかし、今は、才能もコネもカネもなくても、自分の作品を表現することができる。政治家が言うところの、「看板」「地盤」「鞄」がなくても、挑戦することができる。
という時代にあることを実践する、社会実験的な意味合いも込めて電子書籍を発刊してます。有象無象、その辺にいる何も持たないおっさんでも、電子書籍を発刊することができる、公務員法のルール上でも可能であることを、この身で示しています。
『人生で必要なものは、勇気と創造力、そして少々のお金』
という有名な台詞があります。
次代を担う若い公務員やその志望者に伝えたいのです。
「公務員がつまらない仕事だと感じたとしても、勇気と行動力、そして少しの優しさがあれば、人生を面白くすることもできるです」
仕事を面白くすることもできるし、プライベートで表現者として活動することもできる。お金が無くても、才能が無くても、若くなくても、挑戦することができる時代に生きているということを、行動で伝えたいと取り組んでいます。
実は、また新しい挑戦を積み上げました。税務署に「開業届」を提出し、「個人事業主」としての「福島太郎」が誕生しました。今までは、ほぼネットの世界でしか活動していないバーチャルな存在である「福島太郎」が、少し現実の世界に侵食してきました。
昭和62年に取得した遺物のような簿記3級の知識とアプリの力を借りて、「複式簿記」や「青色申告」にも挑戦する予定です。
「太郎さん、いったい何を考えているのですか」
という後輩の声が聞こえそうです。考えていることはずっと同じです。
『自分の考えや行動が、全て正しいとは考えていませんが「気づき」を得るための一つの解として楽しんでほしい。そして、前途ある皆様が将来にわたり活躍していただくことを祈念しています』
そんな馬鹿なおっさんの取組みですが、一人でも多くの方に伝わって欲しいと考えています。
最後まで御読みいただきありがとうございます。なお、これらの挑戦は合法であり、全く問題が無いことをもう一度申し添えます。