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【感謝】ラベンダーさん&ささみさん 効果

 ラベンダーさんは、花の名前ではなく、この記事を投稿してくださった方です。

ささみさんは、こちらの最新記事を貼ります。

 数日前に「恋する旅人が1Pも読まれていないのです」というタグで遊んでいたら、何とラベンダーさんにネタを拾っていただき、ささみさんには「恋する旅人(以下:恋旅とします)の電子書籍を購入していただきました。さらに、ささみさんには、amazonのレビューとオススメもいただきました。あらためてお二人に御礼を申し上げます。
 お二人の効果か、バジルさんの優しさか、
何と!、何と!本日もどなたかに「恋旅」を御購入いただきました。
 1ケ月の間に恋旅が2冊以上売れるのは4月以来です。その前は1月でして、発刊依頼3回目の快挙です。他の月は0か1のデジタルな世界です。

 ということで、お二人への御礼になるかどうかは、解りませんが、恋旅に関する、ちょっとした舞台裏の話をツラツラと。

1 連載小説にチャレンジ
 恋旅は当初は、書籍化とか全く考えておらず、「歌の上手い女性と歌が下手な男性」という設定のみで書き始めました。キャラ設定もプロットも、オチも全くありませんでした。ただ、途中で「紫蘇を枯らした話」を入れることだけを予定していました。
 note街の師匠と慕う「石本みとんさん」と「ミーミーさん」が当時、連続投稿に挑戦されており(ミーミ―さんは継続中)、不肖の弟子(お二人に弟子入りは断られていますので、心の中だけでの弟子入りです)としても、ちょっと連続投稿とやらに挑戦してみよう。せっかくなので、新聞の連載小説のように、毎日1話ずつ投稿しよう。と考えました。
 しかし、我ながら「あんたバカァ」と思うのは、記事をストックすれば良いのに、「毎日1話ずつ書く」としたところですね。修行なので、それも有かとは思いますが、こう伝えたいです。
「もう少し、頭使えよ」

2 星 新一先生にあこがれて
 「ショートショートの神様」とも称される星先生ですが、聞くところによると「時代を感じさせる描写をしない」「人物の指名はエヌ氏とする」など、いつの時代に読まれても普遍的な話づくりを意識していたそうです。なので、そこに憧れて、最初は「名前を出さない」、「年齢、容姿等の描写をしない」などに挑戦したのですが、上手くいかず、ただ、わかりにくいだけになりました。
 なお、元ネタの「紫蘇を枯らした女性」というのが「歌が上手なセレーノさん」なので、冒頭に「セレーノ≒セイレーン」が登場し、女性の名前を「セイレーン≒せいの」から「西野」となりました。木元はなんとなくです。noteに投稿時、第1話には名前が出てきませんでしたが、書籍化の際に修正しました。

3 タイトルも後付けです。
 どういう展開になるのか解らない気持ちでしたので、「タイトルもつけられない」ということで、そのまま「題名のない物語」となりました。しかし、「〇〇物語」ってタイトルが好きな男です。

4 お気に入りの言葉
ア 「だが断る」ということですか(西野)
 岸辺露伴の名セリフ、「だが断る」のオマージュです。というかモロパクリです。
イ こうして突然に世界の終わりが訪れるのだろうか(木元)
 この時点で、セカオワの「RPG」のネタを仕込む予定はなかったのですが、木元が「世界の終わり」という言葉を使用していたことに、後から吃驚です。
ウ リストランテ・ウエストフィールド。本日オープン、本日閉店です。(西野)
 本当にありそうな店名です。この時の西野の心境を考えると、泣きそうになります。というか、この章は今でも泣けます。
オ 西野との物語は、まだプロローグだったらしい。(木元)
 この時は、物語を完結させることに精一杯でしたので、続編なんて全く考えていませんでした。なのに、木元が「プロローグ」と呟いているのです。これも吃驚です。イのセリフもそうですが、木元はボヤンとしているようで、的確なツボを突くタイプなのかもです。

5 繋がる世界
 以前も触れましたが、「最終話 グランドフィナーレ」で、木元の転職先が「元宮ワイナリー」とされています。実は、「元宮ワイナリー黎明奇譚」と世界観、時期が同じという設定で、どちらも2014年の春からスタートしています。「恋旅」では明確に示していませんでしたが、どちらも東日本大震災から3年後です。恋旅で木元が地元に帰りたがり、西野が応援したいと考えた背景には、そういう事情がありました。ただ、二人の話には、その影をいれたくないので、作中には明らかにしていませんでした。ちなみに「公玉伝」に収録している「フロンティアミッション」も全く同じ時期にスタートしている設定です。

6 こまごまとした話
 漫画「ハチミツとクローバー」、「3月のライオン」はリスペクトしています。ただ、木元が「中央大橋」の近く、八丁堀駅の近くに住んでいる設定は、「3月のライオン」とは関係なく、偶然、私の土地勘があるからです。
 塚原課長にはモデルがいます。フロンティアミッション、黎明奇譚の課長も、ほぼ同じ人物のイメージです。私の作品で、主人公の課長のモデルは全て同一人物です。
 恋旅は書籍化予定がありませんでしたが、仕上がったところで、「西野のキャラ」を気に入ってしまい、書籍化したくなりました。
 中村の結婚は予定外でした。結構、お気に入りのキャラクターです。といことで、今日は「いろいろ教えてあげるから」という、お話でした。

7 外伝へのリンク
長くなりますが、さらにサービス?です。書籍には掲載していない外伝のリンクを埋めます。

1 二人の後日談

2 西野の母、初登場

3 木元版の8話と9話の間の話です

4 中村さん、再登場。大好きなキャラの一人です

5 そして、最後はせれーのさんへの裏話です

最後まで、お読みいただきありがとうございます。なお、「恋旅」は、発刊した1月以外には3冊以上売れた月がありません。1月以降、初めての3冊目を御購入できるチャンスは、あなたの目の前にあります。
 チャンスの神様の前髪を掴むのは、次のリンクです!

ちなみに、この表紙も大のお気に入りです。


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福島太郎
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。