山の上の宗像三女神
忘れた頃に投稿する「お礼参りシリーズ」。本日は自宅から約40㎞に位置する「木幡山 隠津島神社(二本松市)」を参拝してきました。サムネ画像は本殿をお参りした帰路で撮影した1枚です。
宗像大社については御承知の方も多いと存じますが、九州北部の宗像市にある神社で、私の中では「海のイメージ」が強くあります。ちなみに、数年前に「宗像大社」を参拝していますので、今回は三女神との再会ということになります。神社のウェブサイトによると「三女神(さんじょしん)」と読むようで、なんと現代風のイラストがウェブに掲載されていますので、一見の価値があると思います。
神社の縁起はこちらになります。
創立が奈良時代末期です。気が遠くなるような時代から、このような山の上に在ることを考えると、更に気が遠くなります。
花手水でお清めして参拝します。
初詣ならぬ、夏詣という企画と、「木幡マルシェ」というイベントを開催していたため、大勢の参拝客がいらっしゃいました。清々しい雰囲気に御山全体が包まれているような印象です。しかし、私はこの神社を甘く見ていたことに気づかされました。
私がお参りしたのは、入り口付近にある「遙拝殿」であり、本殿は、ぐぐっと上の方にあるのです。
To be, or not to be, that is the question.
古い戯曲の台詞がよぎる。
あの主人公の選択は悲劇を生んだけれど、僕は間違えないで進むことができるのだろうか。
しかし、「迷ったら進め」、「やらずに後悔するよりも挑戦して失敗」が太郎の生き方。一旦車に戻ることもせず、「遙拝殿」のすぐ右側にある「獣道」のような山道を徒歩で上へと向かいました。
「去年の今頃なら、不整脈の発作を起こすレベル」
の坂道を「独り」で、汗をダラダラとかきながら本殿を目指します。木が生い茂り雨あがりでしたので、気温が高くないのは幸いでした。が、写真を撮る余裕はなく、ひたすら上を目指します。
ちなみに、このルートを進むのは私の外にはなく、「倒れたら助からない」という覚悟も必要になりました。
幸い、昨年よりも心臓の状態はよく、無事に本殿の参拝も済ませることができました。女神の御加護かも知れません。
今回は、少し急ぎ足でしたが、今度はゆっくりと時間をかけて参拝したいと思います。ただし、本殿に向かう時は車を使います。また、急に思い立って参拝したため、スマホのバッテリーが途中で無くなり、誰も居ない山道で、LOST MY WAY状態になったことは、記録として留めておきたいと存じます。こんなところで、危うく迷子になるところでした。
なお、2020年秋頃から、私のところに遊びに来ている方は御存じかと思いますが、私の中で三女神と言えば「スウィングマン三女神として、せれーのさん、しずおかさん、ザッキーさん」がいらっしゃいます。私の心には、この女神たちへの感謝が常に心の中にあり、この女神からいただいたギフトのが「恋する旅人」になると考えています。「宗像三女神」が海のように広い心で、他の女神への敬意を許してくださることを期待したいと思います。
そして「恋する旅人」と言えば、偶然にも本日、
KEROさんが感想を投稿にしてくださいました(棒)。
大変有難いことです。今回も過分な言葉をいただき恐縮です。
今、生かされていること、御縁の有難さを胸にこれからも修行を続けたいと存じますので、皆様よろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。
ということで、本日は黎明奇譚の宣伝をお休みして、「恋する旅人」のリンクを埋めておきます。