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【駄文】今日のKENPは反応が早い

 KENPとは、Kindle Edition Normalized Pagesの略となります。電子書籍サービスであるkindle unlimitedにおいて、書籍がダウンロードされて、初めて捲られたページのカウント数になります。

 既に御存知の方もいらっしゃると思いますが、KENPで大事なことは「初めて捲られたページ」ということになります。同じ人が繰り返し読んでも、このカウント数は増えないことになります。
 そして、kindleの電子書籍では、「本の購入」と「KENP」が、著者に対する収益につながります。

 本を購入していただいた場合は、定価の70%又は35%をベースに、手数料を差し引いたロイヤリティが、KENPの場合は「KDP セレクト グローバル基金」から、ページ数に応じて、月単位でロイヤリティが支払われます。この場合は1ページあたり0.5円くらいが目安とされていますが、ここ数か月は、0.5円よりも少なく設定されているようです。

 そして、ここが大事なことになります。この2つの売り上げは、毎日インターネットを通じて確認することができます。
 はい、私は、毎日数回、「朝朝昼昼晩バババ晩」というくらい、売り上げの棒グラフをチェックしては、
「今日もグラフが立たない(売上げ0)」
という事実を確認し、涙を浮かべながら
「だけど僕らはくじけない、泣くのは嫌だ笑っちゃお、進めー」
と、心の中で呟いています。

 しかし、世の中には、物好き、もとい、「優しい」方もいらっしゃるようで、21時過ぎくらいに、KENPのグラフが立つことも多いのです。6ページだったり、9ページだったりもします(紙本で言えば実質、1~2ページです)が、誰かがページを捲ってくださったことに、感謝する訳です。

 と、前振りが長くなりましたが、今日は、何と午前中のうちにKENPに棒が立っていました。

ヒャッホー!

という気持ちです。これで「昼昼晩バババ晩」と売上げを確認する度に、悲しい気分になることがないのです。1日を嬉しい気持ちで過ごすことができる訳です。ありがたいことです。
 本当はこの記事は、午前中に打ち始めたのですが、今日はタイミングが悪く、中断、中断を重ね、夜の公開になりました。
 仕事ではないのですが、職場を2往復したり、体のメンテや所用をこなしていたら、PCに向かう時間が遅くなりました。
 まぁ、面倒な用事も、午前中の棒グラフのおかげで、苦にはなりませんでした。有難いことです。

 なお、御存知の方がほとんどとは思いますが、Amazonのロイヤリティは、全額を寄付することにしていますので、いくら棒グラフが高くなっても、私の実利益はありません。
 しかしながら、毎日、売上があるかないか、ドキドキしますし、ちょっと棒が高いとワクワクしますので、電子書籍の発刊を考えている方がいたら、お勧めします。0から1を生み出す体験は、なかなか得難い気がします。

 まぁ、私の場合、一番の目的が「書くこと」、一番の喜びが「読んでいただくこと」で、評価や利益は「無くてもいいけど、あると嬉しい」ということになりますので、売上が無い時間も楽しんでいる部分もあります。
 「精神の露出狂」らしいので、自分の考えを表現できるだけで、嬉しくて楽しいのです。



 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。