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【駄文】本日、二年前からの特異日

 2019年11月17日の夜、宇都宮病院に救急搬送されICUにて、不整脈(心房細動、心房粗動など)に対する、様々な治療を受けておりました。

 素人の印象ですが、病院のスタッフは『心筋梗塞か。手術が必要か』と色めきたっていたのが、不整脈らしいと判明してから、手術が不要という判断で、テンションが下がったのが伝わってきました。
 ただ、その夜のうちに何度も発作を発症しましたので、その度に集まってきた医師などが、心電図を見ながら症例と対処法の検討をしていたのは、「理科の実験をする小学生」のような無邪気な楽しい雰囲気があり、「喜んでいただけで嬉しいです」と素直に思いました。ただ、
『お薬が効かないので、一度、除細動器をかけて心臓を止めますね』
と言われた時は、少し吃驚しました。結果としては、その夜のうちに、3回心臓を止めることになりましたので、3度目には驚きませんでした。
『もしかして、除細動器をかけた後、うまく心臓が動かない時は手術が必要になるかもしれません』
という説明を受けたような気もしますが、遠い昔のことのようです。
 夜通し治療をしていただいた医療スタッフには感謝するばかりです。いうことをきかない心臓で、御迷惑をおかけしました。

 そして去年の11月17日は何をしていたかと申しますと、noteでこんな記事を上げていました。3本も記事を投稿していますが、記事を読まなくとも、病気のこととかを考えていないことは伝わると思います。

 正直に申し上げます。去年の11月17日は、入院した日を勘違いしていました。11月19日だと思い込んでいたのです。そのため、『19日になったら、入院した日の振り返りをしなきゃ』とか考え、全く関係無い記事を投稿しておりました。

 それから1年が経過しましたが、節目を忘れる芸風は変わらず、昨日の記事が「888本目」という節目に気づかないまま、スルーしてしまいました。実に残念な男です。そして、併せて残念なことに「優しい後輩たち」の芸風も変わらず、私の著作を読んだ後輩は数人いるはずなのですが、
『未だに誰一人、amazonでのレビューを投稿していません』
自慢じゃありませんが、レビューの数が少なくほとんどnoteで交流している方ばかりなので、後輩からのレビューが無いのが簡単に解ってしまうのですよ。まぁ、それだけ、自分の作品に魅力が無いことを自覚して、さらなる修行に励みたいと思います。

 本日は有難いことに、交流している「はぎさん」が、去年の4月24日に投稿してから、1年半以上「スキ0」だった記事を「スキ1」にしてくださいました。

2年前の11月17日は「福島太郎」も「著作」もどこにも存在していませんでした。

 今、こうして生かされていることに、noteで交流させていただいている方がいることに、感謝するばかりです。
 病院のICUで心電図などのケーブルや点滴の管、酸素吸入の処置などで、身動きどころか、寝返りさえも打てなかった夜から2年、笑朗幸喜を実感できています。
 なお、この入院をきっかけにして生まれた作品が「公タマ伝」と「黎明奇譚」の「公務員三部作」になります。そして、note街での修行・交流の成果として生まれたのが「恋する旅人」と「黒田製作所物語」、そして12月に発刊を予定している「夢見る木幡山」になります。
 生きている喜び、生かされている感謝を胸に、これからも「人間賛歌」の世界を広げていきたいと考えております。
 とりとめのない話で恐縮ですが、最後までお読みいただきましたことに感謝申し上げますとともに、引き続き仲良くしてくださるようお願いします。



 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。