tarofantastic007

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最近の記事

道の途中の男

昔、お父さんによく徳島に連れて行ってもらってサーフィンをしてた。あの頃の景色は今も忘れない。波のうねりも、川のせせらぎも、葉っぱの匂いも。明石海峡大橋を渡って徳島市内を抜ける、山の中を通って牟岐って場所を抜けたら高知の手前の海陽町に着くそこにあるカピタンって言う中華屋の前にあるつくちゃんって人の家によく行ってた。あの時は小さかったから何も考えてなくて、ただ退屈だった。行きの車で流れるウルフルズとビリー・ジョエルに感動も感じないし海から帰ってきて見るトゥームレイダーはエロいシー

    • 助け合いの男

      地獄の山登りをスタートした3人組、急な坂と小さな鉄橋が繰り返し現れる。道は変われど景色は変わらない。今までの楽な道とは打って変わって、山々が自分たちに「早く大阪に帰れ」と言っているようだった。 正直、早く大阪に帰りたかった。後の2人は人間としての感覚が狂ってるから、そうは思っていなかっただろう。なんで来たんだろう?家の布団で寝たいってずっと思ってた。ホームシックにすぐになるのが俺の悪いところ。 山が続けば続けくほど、山道のごとく険しくなる表情。 どれだけ辛くて夢と希望のパワ

      • 3人の男

        この前、京都チャリンコ旅の話を久しぶりにした。今でも色褪せることがなくて、話しだしたらあのときの気持ちに戻れた気がした。こういうのをエモいって言うんだろうな。お金もないし、力もないし、地位も名誉もないけど〜夢と希望だけはありすぎた3人の話。 はじまりはじまり〜 朝の5時だったか6時だったか、朝だったのかも曖昧だけど、すき家に集合して、いずの顔見て気合い入れて出発したような気がする。いずっていうのは仲良しのすき家の店員、この愛情は一方通行だったかもしれない。 意気揚々と出発

        • inna de world

          昨日は渡辺華奈勝ってた!おめでとうございます。日本の格闘技のレベルってほんまに高いなと実感してる。みんな最前線で戦ってて、そうやって日本のトップたちが平然と世界で通用してるっていうことは国内のレベルも相当なものなのかなと思う。修斗やパンクラスのトップコンテンダーたちが世界へ出て戦う姿が、これから増えると思うとドキドキとワクワクが止まらない。次から次へと出てくる超新星たちに尊敬と期待を送る。 明日はその超新星のtop of top、異名はそのまま「スーパーノヴァ」超新星って意味

          兄弟の男

          押忍。最近は前より毎日が押忍だから、今の現状にとてつもなく感謝してる。みんな知っての通り今年の2月に転職したよ!何かって?それもみんな知っての通り、保険屋さん。高田延彦もびっくりするぐらい、やれんのか!って思いながら始めた仕事。でも、いつハンマーで殴られんのかって毎日ビクビクしながら働いてた状況から抜け出すには四の五の言わずに用意された車に乗るしかなかった。俺が乗った車は正解だったみたい。 前はボクシングするために始めた仕事、ボクシング辞めてからは続ける理由なんてないはずな

          The Great

          押忍。みんなは日曜のUFC273見た?自分的には凄まじい神大会だったんだけど、みんなはどう? 今回はにわからしくプレリムは見ないで、メインカードのバーンズvsチマエフから見さしていただきました。 ノリにノッてるシリアルキラーチマエフを仏顔のブラジリアンが迎え撃つ。結果はシリアルキラーの勝利。でも苦戦してた。俺はチマエフのここ数試合しか見てないからあんなに苦戦するところを見たのは初めて。 UFCって上位ランカー、下位ランカー、具体的に言うと15位〜7位、6位〜1位の間に深い深い

          不義理な男

          これは今さっきの話。こう言うのを書くのがいいことなのか悪いことなのかはわからないけど、父親に似て詩を書くのが好きみたいだから書くぜ。 俺が父親と仲悪かったのは蚊に噛まれたら痒いってことぐらいみんなが知ってると思うんだけど、最近は仲直りしてたまに飯行ったりするんだよね。 今は昔みたいに新竹で暴れたりする体力はなくて、病気になってかなり弱ってて入院してる。入院する前に飯行ったときにもらった手紙を読むのを忘れてて、さっきふと目に入って読んでみた。 書いてることはいつも言うことと

          東京の男

          待望の第2話だぜ。 ともき、吉田、島津のずっこけ3人組の東京編が開幕。ここからは友情、恋、喧嘩と濃い内容になってるからドキドキして読んでくれよな。 ……… 3人は待ちに待った東京到着。そこに広がってたのは今までの景色とは違う別世界、高いビルが空を低く感じさせる。3人は凄まじい田舎から出てきた訳ではないが、東京は一味違った。電車は種類がいっぱいでホームは9と4分の3番線まであるのではないかと言うぐらいたくさんある。何よりどこに行っても人が多い。3人は田舎者丸出しの大荷物置く

          幸せな男

          前の続きはまた今度書くよ。絶対楽しみにしてる人いると思うんだよね。 だって1個だけスキついてたもん。誰かわかんないけどありがとう。次は「応援してます」みたいなコメントしてよ。 今回は最近思うことを書くぜ。 〜やってあげたのに、考えてあげてるのにになってない? コロナ社会になって 案外、周りが気になってる 先ずは1個目、自分のハニーとのことなんだけど、「自分の1番なりたくない人間になってる!」って最近気づいて、その考えを直そうと思ってる。それが「〜してあげたのに」とか

          3人組の男

          暇だぜ。暇すぎるぜ。 だから小説書こうと思う。 みんなも俺と同じで暇なら読んでくれ。 ……… これは3人組の男の話。 名前はともきと吉田と島津。 3人は仲がいい、ともきはよく遊びをブッチするけど、会えば太陽が昇るまで遊ぶこともしばしば。 基本的には島津は吉田と2人で毎日一緒にいる。 今夜も2人で近所の吉野家で作戦会議。 「もう少ししたら長い休みがあるからどっか遠く行こうぜ」 いつものノリで、島津が吉田を遊びに誘う。 「そうやな!どっか行こうか。」 吉田はいつも優し

          直情径行

          自分の感情に左右されて、赴くままに生きたいと思う。 世の中は平等ではなくて、幸せのランキングがある。自分は良く言ってもB級止まりかな? かと言って、A級とかランカー、はたまたチャンピオンになるために頑張ろうとは思はない。 A級、ランカー、チャンピオンになった時、「あ…頑張ってた」って思えるのが理想かな。 なれるかもしれないし、なれないかもしれない。 そんなどっちに振れるかもわからない天秤の皿に重りを載せる勇気はない。 先ずその勇気があるヤツはすげーセンスあるよ。1人知って

          寓話

          感情とか思想を言葉にして文字に起こして文章にするのが好きだからブログを書こうかなと思う。 これはただの自己満足のオナニーだから人のそう言うハレンチなところ見る気持ちで読んでね。 1つ目の記事は最近ハマりにハマってる「ファブル」のこと。 この漫画はとりあえず妹のヨウコが可愛すぎて堪らん。堪忍して。って言うのは本当なんだけど、それは置いといて正義も悪も複雑に絡んでてめちゃくちゃおもしろい。 殺し屋とヤクザでみんな悪なんだろうけど、その中に正義があっていいヤツもいれば悪いヤツもい