「THE SECOND」を見た、エルデンリング面白い【日記】
「ELDEN RING」のこと
「エルデンリング」を始めました。おもしろ死にゲーで名高いフロムソフトウェアさんのおゲーム。
僕は死にゲーの類はあんまり惹かれなくてこれまで手を出してこなかったんですが、現実で死にかけたおかげで死に対する忌避感がなくなったのか最近興味がわいてきました。死にかけてよかった~。
というのは冗談と見せかけてわりとマジなんですが、もうちょっと言うと酒を飲むかわりにスト6に没頭するようになり、ゲームに求めるものが即効性の快楽だけでなく頑張って何かを習得したり乗り越えたりする達成感の方向に向いてきたというのがあります。
それまでは特に対戦ゲーとか激ムズゲーとかってやってもストレスたまるだけで「楽しくなりたいなら酒飲んでたほうがよくない?」と思ってました。要するに以前は「こんなゲームにマジになっちゃってどうすんの」精神があった。まあ脳内快楽物質を出すことが人類の幸福の正体だという根本的思想に変わりはないんですが、膵臓がないのでやむなくゲームにマジになってみたら思ってたより脳内物質出ておもろ、という話です。
実際やってみると「死んで覚えて強くなる」という構造は、まさに格ゲーで600時間トレモとランクマを回して身についた形式そのまんまでした。しかも相手は固定のCPU、何十戦挑んでたった1先とればいいという親切仕様。マルギットという初心者が最初につまづくらしいボスと1時間半くらい戦ってたみたいなんですが、いつまでたっても上がらないMRや何度やってもミスが出るコンボ練習を続けるよりよっぽど安らぎがありました。
あと経験値とか武器とかで普通にキャラが強くなるという救済措置があるのもいいなと思いました。むしろスト6のワールドツアーモードってこれじゃんってなった。まあこれからどんどん難しくなっていってゲボ吐くのかもしれませんが、今のところエルデンリングにとても癒しを感じています。楽しい。
THE SECONDのこと
「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」を見ました。お笑いが少し好きなので。
いやーよかったですね。もちろんお笑いとして面白かったんですけど、それよりは「よかった」って言いたい。出演者たちが言ってましたが、大宮の劇場みたいなメンツが劇場みたいなノリで賞レースに挑んでいる、という構図がすごくよかったです。日テレにはできないやつ。
去年見たときも思ったんですが、セカンドは6分のネタ時間っていうこともあって若干ゆったりしたつかみとか遊びを入れる余地があるところが好きです。本人たちはそんな余裕ないのかもしれませんが、歴が長いので少なくとも余裕あるように見せる技術がある。賞レースなんだけど賞レースすぎない、安心して見られるお笑い感が好きです。名称も「寄席王」とかにしたらいいと思う。
金属バットは去年よりよかったし、M-1だとグッドプレイヤーという印象だったガクテンソクはセカンドだと力が違うという印象で驚いた。ザ・パンチを16年ぶりに見たら変わっているのに変わらないものがあって感慨深いものがあった。
ななまがりのつかみも相変わらず最高だったし、タモンズは仮面ライダーが大好きだし、タイムマシーン3号はオンバト時代からずっと次世代最有力候補だし、みんなどこかビシッと決まりきっていなくて、スポ根路線が極まったM-1とは違う円熟したどうしようもなさがある。「どうしようもなくお笑いである」ということが加齢臭のようににじみ出ている。そういう全体に立川談志の言う「業の肯定」みを感じました。だからやっぱり面白いというよりは「よかった」と言いたい。今後も楽しみです。
そんな感じで見てたのであんまあのネタがどうとかはないですが、以下は各コンビの簡単なメモとか覚え書きです。
ハンジロウ
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