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ダイヤモンドno寄席を全部見た／私も急性膵炎／バレたら嫌なこと／生成AIについて／自炊テク【マシュマロ】

たろちん

ここ数年、毎年コアなお笑いファンの間で話題になっていた「ダイヤモンドno寄席」を全部見ました。ダイヤモンドが解散しちゃったので今見るしかないと思った。

配信延長してくれたおかげでギリ見れた

ダイヤモンド、令和ロマン、ママタルト、Aマッソ、真空ジェシカらお笑い好きお笑い芸人がM-1やおもしろ荘などのマニアックな「内輪ネタ」を存分に盛り込んだパロディ的ネタと大喜利をお届けする1時間。元ネタの多彩さから「お笑い共通一次」などとも呼ばれています。

一例として、今年M-1で優勝した令和ロマンのネタに出てきた「熊猿」とおもしろ荘に出てたマッスルオペラちゃんが戦ったりします。どういうお笑い？

自分たちの次元だけでやる閉じた笑い、わかるやつらだけが「俺たちっておもしろい」となっている状態。これには既視感があります。これって「素人のお笑い」なんですよね。

これは別にディスってるのではなく、根本的にすべてのお笑いは内輪ノリです。クラスメイトだけで通じる友人や先生のあるあるネタと、お笑いファン同士だけで通じる芸人のあるあるネタって構造としては同じ。また、コアファン同士が集まると掘り下げがニッチになっていくのも既視感がある。僕はハンターハンター好きの友人同士が「解体屋ジョネス」とか「陰獣」とかの話で無限に酒を飲んでいる光景を思い出しました。

その界隈「だけのノリ」が面白いのは笑いの発生が自身と対象の親和性や好感度に由来するから……とかいうとややこしいけど、要するに知らんプロの芸人より仲良しの友達の話のほうが面白いみたいなことは普通だよね、と。インターネット配信者とその視聴者だけのノリとかも近いと思う。話芸は素人なんだけど話題の共通点や距離感の近さ、あとは単純接触効果でその人に興味を持つから普通の話でも楽しく聞ける、とかそういうのがだいぶバフになっています。

で、プロの芸人が本気で「内輪ノリ」をやったらどうなるのか、というのがこのダイヤモンドno寄席だったんじゃないかと思います。

結論。お笑いやここに出てる芸人のことが好きじゃない人にはかけらも響かない内容かもしれません。なので僕には刺さりました。僕はどちらかというと真空ジェシカ単推しのファンでしたが、ここに出てる芸人みんなのことが好きになったしダイヤモンドの解散が寂しくなりました。それくらい閉じていて、優しい空間でした。

また、エレカシファンなのでダイヤモンドの「エレカシ」というネタがとても好きだったのですが、最後にそれをフィーチャーしていたのもよかった。ガクがマジ熱唱する「風に吹かれて」、あまりにも謎の時間でエモかったです。

お笑いダイヤモンドさん、素晴らしいお笑いをありがとう。いつまでもダイヤモンドno寄席がお笑いの入口でありますように。

また熱くなって前段が長くなりましたが以下、マシュマロ返信です。色々自炊のおすすめなどもいただき助かってます、ありがとうございます。


私も急性膵炎です

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