周りに合わせる人
今回は周りに合わせる人というテーマで書いていきます。
皆さんは周りにいる人達に合わせている感覚はありますか?
こんなことを聞かれたらこんな風に思う人もいるかもしれませんね。
いや、私はそんなことはない!!
果たして本当にそうでしょうか?
今回の内容は人によっては少し刺激が強いものかもしれません。
例え話からしましょうか。
貴方が道を歩いていて向こうから歩いて来る人がいるとします。
すれ違う時にその人の買い物袋からリンゴが落ちたとしましょう。
この時に貴方はリンゴを拾ってあげますか?
それとも拾わない?
多くの人がリンゴを拾う選択をすると思います。
日本人は特にそういう時に拾ってあげるそうです。
それは何故でしょうか?
この時にリンゴを拾う理由を考えてみましょう。
相手の為?
その人はリンゴを拾ってあげないと困るのでしょうか?
いえ、自分で拾えます。
では何故拾ってあげるのでしょうか?
私たちは自然と
『拾うのが人として当然だ』
と考えているのかもしれません。
それは誰かが落としたものを拾ってあげるのが普通だというような常識が世間や大衆によって作り出されてしまっているからです。
周りに合わせるのが当たり前になっているのです。
自分の中から作り出した理由や目的を考えずに動いてしまうのはある意味周りに合わせて行動してしまっているのと同義です。
私はリンゴを拾う時に
『このリンゴを拾ってあげられないような余裕の無い人間ではいたくない、だから自分を好きでいる為にもリンゴを拾おう』
と考えて拾います。
相手の事など考えません。
自分の為の行動だと認識し、理由をしっかり作るようにしています。
何を言っているんだコイツは。
面倒くさすぎるだろ。
と思う方が大半だと思いますが。
これが本当の自分軸だと私は思います。
自分の意思で行動するのはとても気分が良いですし、なにか予想だにしなかったことが起きても機嫌を損ないにくいです。
相手の為を思ってリンゴを拾うという行動をした人は相手に感謝をされず嫌な顔をされながら『あ、どーも』と言われたらどうでしょうか?
とてもショックだと思います。
私は自分の為に拾っているので相手に罵られようが全く関係ありません。
拾った時点で私の目的は達成してるからです。
相手に感謝されようと動いてしまう人というのは周りに合わせる、一般大衆の一部になってしまっている場合が多いです。
それは周りのせいに出来るから楽だからです。
自分のせいにしたくない人間は周りに合わせて行動を起こします。
失敗しても周りのせいに出来るから。
他人に干渉する行為というのは大衆の後ろ盾があるから出来る行為です。
せっかくアドバイスしてあげたのに!
何その態度は!酷い!
あの人は他となんだか違う!
おかしい!
アドバイスは求められてからするものであり、自発的にするものではありません。
多少立場の関係イレギュラーは存在しますが。
周りに合わせている恐ろしさというものがこれです。
本当に怖いのは無意識にそれを行なっていることです。
それが正しいと信じて疑わなくなってしまうのです。
人それぞれのやり方や考え方があるのにそれが自然と見えなくなってしまうのです。
自分の人生は自分で決めたいですね。
今回の記事は以上です。
少しでも多くの方の目に留まりますように。
今日の残りの時間を素敵にお過ごしください。