【NPB】進化する野球場 ボールパーク化構想で変わる観戦スタイル 【日本国内の事例1-part1 エスコンフィールドHOKKAIDO(北海道日本ハムファイターズ)】
初めまして。たろべいと申します。
初めてnoteを記載します。宜しくお願いします。
早速ですが、noteタイトルにもあるように『ボールパーク』とは何のことでしょうか。日本ではあまり馴染みのなかったキーワードだったのではないかなと思いますが、メディアやSNS等でMLBで活躍する日本人選手の影響もあり、見聞きする機会も増えたのではないでしょうか。MLBではボールパークが浸透していますが、日本国内の球団も次第に取り入れるようになりました。今回は北海道日本ハムファイターズを事例を挙げてみます。
【事例① 北海道日本ハムファイターズ】
NPBパシフィックリーグの北海道日本ハムファイターズの球場が2023年開場に向けて札幌ドームから北広島市に移転することが決定されており、球場は現在建設中。新球場の公式ホームページは既に開設されており、ホームページは「北海道ボールパーク:HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」という名称になっている。ホームページ内では、ボールパークでどのようなことができるのかが記載されている。
野球場で野球を観戦するためだけの施設ではないのなら、施設では他に何をすることができて、具体的にどのように楽しむことができるのでしょうか。まず、球場内から確認してみましょう。
◆ABOUT ES CON FIELD
360度遊型コンコース
通念で楽しめるTOWER11
世界最大級の大型ビジョン
日本最大級の遊び場
手が届きそうな最前列
プレミアムな観戦体験
新しい飲食体験
チームを身近に感じられるファイターズショップ
引用:HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE | 北海道ボールパーク (hkdballpark.com)
上記引用元のページでは今までの野球観戦に加わり、ボールパークにいることで球場の雰囲気を360度遊型コンコースを歩きながら感じられる。北海道のご当地グルメを味わうことができ、グラウンドやブルペンに近い席で臨場感も楽しめそう。球場内だけでなく、球場外にも遊び場エリアを設ける予定になっており、試合がない日も子供が楽しめそう。
では、球場外はどうでしょうか。
◆ABOUT F VILLAGE
現時点では上記の5つの項目の詳細がホームページにて公開されている。試合をするエスコンフィールドを初め、エスコンフィールドに並ぶ地上14階建てのマンションでかなり身近にボールパークを感じることができる。また、子供が遊べるキッズエリア、チームの歴史が感じられるFIGHTERS LEGENDS SQUARE、農園エリアでは、実際に収穫し、食事を通して学ぶことができる。
さらに、ホームページには『Fビレッジ FUTURE VISION』として記載されている。エスコンフィールド周辺にはホテルを初め、市場や自然体験、スパや総合商業施設もイラストでイメージとして描かれており、今後のボールパークを中心とした街の活性化はどうなるのだろうと期待が高まる。
これまでの球団経営では、試合観戦チケットの販売を通じて収益を得ることが球団経営の持続に欠かせなかったが、インターネットを通じてオンライン上で観戦を楽しむ事が容易になり、リアルタイムで視聴しなくても好きな時に視聴ができるようになった。
今後の球団経営の在り方としてボールパークがどのような発展をしていくのだろうか。HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGEの取り組みに注目が集まる。