
自分の敵は、だいたい自分。
俺の敵はだいたい俺です。
私の好きな漫画(アニメ)ベスト3に入る宇宙兄弟の主人公、南波六太の言葉です。
自分の身の回りには、誘惑があります。
ダイエット中に甘いものを食べてしまう。
勉強中に気が散って掃除をしてしまう。
今日はいいやと、問題を先延ばしにしてしまう。
このような自分にとって甘い選択をしてしまうことは、人間なら誰しもあることだと思います。
このような状況に陥った時に、あなたは人のせいにするでしょうか?
人のせいにしてばかりの人は、何も変わることはできません。
自分が生まれた環境、育った環境、今いる環境。
言い訳は作ろうと思えばいくらでも作ることができます。
ですが、その環境のせいにして、全くアクションを起こさずに一生そのままの自分でいるという決断をしているのは、紛れも無い自分です。
事実は不変。捉え方は可変。
自分の生まれた環境は変えることができません。
東京で生まれたのであれば、東京で生まれたという事実は変えられません。
アメリカで生まれたのであれば、アメリカで生まれたという事実は変えられません。
これは言うまでもありません。
ですが、捉え方(解釈)はいくらでも変えようがあります。
東京に生まれた。都会で発展した街で暮らせるのは幸いなことだ。
東京に生まれた。汚染された環境で健康被害が懸念されるから不幸だ。
上記の2つの文章の太字部分が解釈の部分です。
私たちは、与えられた環境を変えることはできませんが、その環境を良いものとするのか、悪いものとするのかは、自分で選択することができます。
言い換えると、事実ベースの過去は変えられませんが、解釈ベースの過去は変えられるということです。
宇宙兄弟の南波六太の名言の通り、その事実との向き合い方は自分次第。
過去を嘆くのは、自分が行った選択であり、人から押し付けられたものではありません。
何事も自らが選択でき、今置かれている状況は、自分が選択してきた結果である。
この心構えこそが、ありたい自分になるために必要な考え方だと思います。
多くのZ世代の若者が、自分に責任を持ち、自分の意思で生きられる人間になっていってくれることを願っています。