声を上げよ。
今の日本は、労働者にとってとても優位な環境にあると思います。
私のいるIT業界が、まさにそのチャンスに直面していますが、
・人手不足
・転職が当たり前になっている
といった背景により、私たち労働者の立場というのは、日に日に強くなって来ています。
例えば、現代の日本企業では、手取り早く給与を上げるためには転職の選択肢が一番と言う声も少なくありません。
優秀な人であればあるほど、その傾向は強くなっていくでしょう。
個人的な感覚ですが、副業でたくさん稼ぐよりも、転職して給与が上がったという声を聞く方が、本当に手っ取り早いと感じました。
当時、私が副業でお金をいただくまでの流れを簡単にまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
話を戻しますが、こういったこともあり、転職は給与を上げるためには、とても効果的な選択肢だと思っています。
とにかく、組織の流動性が激しい昨今だからこそ、企業は優秀な人材を手放したくはありません。
つまり、多少のコストをかけてでも、優秀な人材を確保する選択をする企業も少なくないはずです。
優秀な人こそ、声を上げるべき。
こうなってくると、特に優秀な人の声はしっかりと受け止めて、満足度を高めることによって、手放さないようにするでしょう。
だからこそ、しっかりと自分の希望をしっかりと伝えるべきです。
自分で言うのもなんですが、副業をしたり、会社を持っていたり、コミュニティ運営をしていたり、コミュニティの仲間たちとアプリ開発や本を作っていたりなど、とにかく多くのアウトプットをしていることもあり、いわゆる一般社員とは少し違った能力を持っているはずです。
そのおかげかは分かりませんが、自由にやらせていただける場面も多いですし、他の人よりも希望が通りやすいという実感があります。
(あくまで主観ですし、たまたまかもしれません)
ですが、こういった自分の想いを伝えることは大事にしたほうが良いと思います。
とりあえず、優秀になろう。
やはり、雇用者として働いていると、いろいろな文句や不満というのは少なからずあるでしょう。
それをなるべく叶えてもらうためには、自分が認められるしかありません。
そのためにも、自分は組織にとって必要な人間であることを示すことが最低限やらなければならないことです。
組織にとって必要な人間とは何か。
手っ取り早いのは、自分の立場や役職よりも上の仕事をすることです。
メンバーであれば、リーダーとしての役割を担う。
リーダーであれば、マネージャーの役割を担う。
マネージャーであれば、経営者がやる仕事を行う。
これができれば、少なくとも組織内では手放したくない存在になるでしょう。
そうなれば、あとは声を上げることによって、多少自分の意見が通りやすくなっていくことでしょう。
わざわざ転職しなくとも、自分のやりたいことに取り組めるようになるはずです。
転職という選択肢も、自分が所属する組織に居続けるという選択も、選ぶのは人それぞれです。
大事なのは、自分のやりたいことができることや、納得のいく報酬をもらえることです。
それこそが、自身の人生の幸福度につながっていきます。
ぜひ、自分はどうなりたいのか。何に取り組んでいきたいのか。
そして、それを実現するためには、どうすれば良いのか。
こういったことを考えて、自分の仕事と向き合っていきましょう。