光陰矢のごとし。
こんにちは。
2023年ももう半分が終わり、後半に差し掛かってしまいました。
みなさんも感じていると思いますが、本当に時が過ぎるのは早いものです。
ということで、簡単に2023年の上半期を振り返っていきます。
毎年感じることですが、2023年上半期も新たな挑戦や出会いに恵まれた半年でした。
私が社会人になってから毎年感じている不安があります。
「今年は来年よりも成長できるのか?」と。
大学時代、身近な人の死を覚悟した瞬間がありました。その方は、今は元気に生きているのですが、その出来事によって、これまでは遠いものだと感じていた死というものを身近に感じ、命の大切さを実感するようになりました。
そういった出来事もあって、ゆく年くる年に来年は「今年の自分よりももっと成長するぞ!」という決意をするようになりました。
そこで、成長とは何か。
という問いに立ち返っていくと、最近の私の答えは「人との出会い」です。
抽象度が高いので、少し具体化しましょう。
成長していると、今までの自分の行動や取り組んでいることが、日々変わってきます。そこから新たな出会いが生まれるものです。
そこで出会った先の人が、さらなる成長を促してくれる場合もあるし、逆にその人にも良い影響を与えられることもできます。
今の私の中では「人との出会い」こそが、自分にとって大切なものだと思います。
ただ、出会う人が多ければ良いという話ではありません。本当に良き出会いができているかどうかということが重要です。
極論ですが、100人と出会おうが、みんな囚人だったら成長とは言えません。
自分にとっても、相手にとっても良き出会いができるのは、自分自身に向き合い、成長し続けている人たちだからこそだと思います。
で、上半期を簡単に振り返ると、私にとってはかけがえのない出会いがありました。
とにかく、結果を出すことに固執してしまっていた自分に気づかせてくれた存在です。
もちろん、結果を出すことに貪欲になっている自分は、決して悪いことではありませんし、それを否定するつもりは一切ありません。それが、自分がこれまで積み重ねてきた道だからです。
そのおかげで、今の自分がいて、良き出会いに連れていってくれたことは紛れもない事実であり、過去の自分に感謝しています。
ただ、これまで通ってきた道によって、人の固定観念は作り出されていくもので、それに気づかなければ、きっと同じ道を進み続けてしまうでしょう。
違う道に気づかせてくれる存在。
その存在に出会えたことが、今年の上半期の自分自身にとっては、大きな出会いでした。
もちろん、どの道が正解なのかは分かりません。というか、正解の道などないでしょう。
言うなれば、自分が通ってきた道が自分にとっての正解になります。
自分からしか見えない道を進むのか、他者が光を当ててくれた新たな道を進んでいくのか。
これまでの私は前者の生き方で、自分の道を脇目もふらずに突き進んできました。
これからは、時には立ち止まり、周囲の人が照らしてくれる道を選択するような生き方していきます。
新たな自分に出会える。
そんな機会を与えてくれる人との出会いを、大切にしていきましょう。
それが、自分の人生という短い時間を大切にすることだと、私は思います。