次代を創る「スマートビル・スマートシティ」:その27「12.4. 一口 コラム 「日本に必要なIT投資」(2017年9月6日)」
12.4. 一口 コラム 「日本に必要なIT投資」(2017年9月6日)
夏休みで海外に行かれた方も多いと思う。
海外でのIT環境の充実度に驚いたので、それについて考えたい。
デンマークのような小国でも、屋台であれ、スーパーであれ、すべての場所において、カード決済できる環境が整っている。1週間いたが、現金を使う場面はほとんどない。街のコンビニでも、屋台でもカード決済できるし、動物園の飲料自販機でさえ、カード決済できる。結果、空港で両替した現金はそのまま残ることとなった。更に、デンマークの無料Wi-Fiの普及のすごさだ。あらゆる場所、例えば公園でも、レストランでも、電車も、バスもWi-Fiの利用が可能だ。コペンハーゲンのバス停でも、何分後にどこ行きのバスが来るかだけでなく、乗り換えバスの待ち時間も教えてくれるデジタルサイネージが、いたるところのバス停についている。
ここから先は
970字
/
1画像
このマガジンを読むと、最先端のスマートビルやスマートシティの情報を得ることができます
スマートビルの概念は、さらにあらゆる信号がネットワークで結ばれ、個々人の端末ともつながり、ワーカーにとっては、スマートフォンや顔認証の生態…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?