次代を創る「スマートビル・スマートシティ」:その19「9.7. AIを利用した来訪者受付システム」
9.7. AIを利用した来訪者受付システム
来訪者・受付ソリューション導入のポイントは、以下のとおり。
①求めたい来客対応レベルの確定(企業の顔という視点)
②PC? iPad? ロボット? 内線?
③容易な操作性とリアルタイム・確実な来客通知
④セキュリティ対策
⑤分析機能(※分析ダッシュボードが複数あると、分析が難しくなる。)
⑥システム連動の可否(ワークプレイス管理プラットとのAPI・SSO連携を含む)
⑦費用
ビルのオーナーとしてソリューション検討を行う場合は、テナントが選定又は開発するソリューションに柔軟に対応できるようなソリューションを導入することが望ましい。
NTTコミュニケーションズの事例を以下に示す。
9.8. 自動チェックイン
9.8.1. 自動チェックイン機(オムロン・ソーシャルソリューションズ)
ホテル向けに開発された自動チェックイン・自動精算機 (ホテル向けKIOSK)。簡単・正確でスピーディな現金管理はもちろん、各社クレジットカード決済にも対応。画面案内は多言語対応で海外からのお客様も迷わず操作することが可能。
2020年8月18日から、京王プレリアホテル札幌では、事前に精算した利用者限定でセルフチェックインを実施する。使用機器はオムロンソーシアルソリューションズ製のセルフチェックイン端末「スマーレ」。これまで対面のチェックインでは、約5分かかっていたチェックイン時間をセルフチェックインによって1分以内に短縮する。
9.8.2. 自動チェックイン機(日本NCRビジネスソリューション)
ホテル向けに開発された自動チェックイン・自動精算機 (ホテル向けKIOSK)。簡単・正確でスピーディな現金管理はもちろん、各社クレジットカード決済にも対応。画面案内は多言語対応で海外からのお客様も迷わず操作することが可能。
9.8.3. 自動チェックイン機(アルメックス)
ホテル向けに開発された自動チェックイン・自動精算機 (ホテル向けKIOSK)。簡単・正確でスピーディな現金管理はもちろん、各社クレジットカード決済にも対応。画面案内は多言語対応で海外からのお客様も迷わず操作することが可能。
9.8.5. 自動チェックイン機(POSSIBLE)
ホテル向けに開発された自動チェックイン・自動精算機 (ホテル向けKIOSK)。簡単・正確でスピーディな現金管理はもちろん、各社クレジットカード決済にも対応。画面案内は多言語対応で海外からのお客様も迷わず操作することが可能。
9.9. 会議室等予約システム
9.9.1. 会議室予約表示システム conferio①(イトーキ)
9.9.2. 会議室予約表示システム BIZ ROOM(Panasonic)
① 目的:会議室の稼働率を高め、社員の生産性向上へつなげる
空(から)予約を解消し、会議室利用の実態を「見える化」することで、会議室の効率的な運用・管理を実現します。
② 目的:会議室の利用実態を分析する
「会議室予約管理システム」からログデータを取得し、当社が提供するテンプレートを活用してExcelやTableauで集計・分析を行えます。さらに、「会議室運営」や「働き方改革」など、改善に向けた分析サービスも追加メニューとしてご提供可能です。
③ 主な機能
未使用の会議室は予約を自動取り消し:
予約済みの会議室が一定時間利用されていない場合は、予約を自動的に取り消すため、「空予約」を防止します。また、早く終了した会議室も予約を開放することで、空いた時間に他の人が有効活用できます。
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スマートビルの概念は、さらにあらゆる信号がネットワークで結ばれ、個々人の端末ともつながり、ワーカーにとっては、スマートフォンや顔認証の生態…
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