タローパンと大阪大学と
タローパン、いや、堤洋一店長の人生を語るには切っては切れないものが三つあります。(筆者論)
一つめがパン。二つめが野球。三つめが友だち。
パンは言わずもがな、パン屋だから。40年近くパンを練ったり焼いたりして、石橋で生きる人たちのおなかを満たしてきました。
野球も言わずもがな、元高校球児だったから。今日も大谷翔平選手のYouTubeを、眠い目を擦りながらチェックするくらい好き。
あとは、とにかく友だちが多い。本人曰く、人見知りのはずなのに、何故か老若男女問わず慕われている。数々の友だちの中でも特に多い属性が、「大阪大学」に関わる人。
今日はその、「大阪大学」と関わるきっかけになった出来事を書いていきたいと思います。
遡ること、およそ18年前。堤洋一、42歳のこと。
はじめて石橋商店街の役員を務めることとなり、あるお題を渡されます。
堤店長は考えます。
考えた結果、阪大坂の坂下交差点で通学中の大学生に商店街で使える割引券や商品券を配ることにしました。
・・・しかし、ほとんど変化はみられません。
うんうんと悩み続けているところに、大阪大学のとある先生と大学生とがタローパンの堤店長のもとにやってきます。
それが松村ゼミの松村真宏先生と一期生の市橋歩実さんでした。👨👩
おそらくこんな会話があったんだと思います。堤店長は「きっと二度と会わないんやろうなあ..だったらおもろいから、坂走ろうって言うてみよ🌟」
と思ったそうです。
そしてなんと翌日、市橋さんがもう一度タローパンに現れます。
これが2006年11月の出来事で、翌年1月のはじめに「ゑびす男選び@阪大坂」が開催されました。(*イベントの詳細は🔗こちらへ)
参加者は60人くらい、7:30スタート。豚汁の炊き出し。
⻄宮神社の「⼗日えびす」にあやかり、その年のゑびす男・ゑびす女を決めるレース。
🍞🍞🍞
実は開催についてすぐにOKが出たというわけではなく、裏では「費用はどうするか問題」がありました。商店街の役員会議でイベントについて話をしたところ、役員から総スカンを食らっていたそう。
ですが堤店長。「ほな、最初は俺が出すわ。でもうまいこといったら、返してや!」と、何としてでも開催にこぎつけました。
🍞🍞🍞
毎日放送(MBS)やケーブルテレビ、新聞社も2社ほど取材に来てくれていて、イベントは大盛り上がり。けが人もなく無事終了しました。
二年目も市橋さんが委員長を務めて開催。そこからどんどん商店街からの協力者も増え、地域のイベントとしてなくてはならないものになっていきます。
市橋さんは卒業時に堤店長に伝えました。
堤店長、石橋商店街、大阪大学、、協力の輪はどんどん地域に広がり、なんと、13回目(頃)に市橋さんがお子さんを連れてやってきたそう。
感動的……😢💦
今でも続く、地域の恒例行事になっています。
筆者も10回目の委員長を務めましたが、とてもいい思い出です。
🍞
Instagramようやくフォロワー800人超えました..!🎊
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