判断基準『役に立つか』
初めての投稿です。
これから色々なことを書いていきたいと思いますが、読む人にとって役に立つ情報もあれば、そうではないこともあるでしょう。
ということで、初回は『役に立つか』という判断基準のお話をしたいと思います。
世の中には色々な情報がありますし、
自分の思考にもネガティブ・ポジティブ様々あります。
心理療法にも精神分析的心理療法、認知行動療法、来談者中心療法などさまざまなものがありますし、心のケアの方法としてはスピリチュアルな方法や占いなどもあります。
「ポジティブな面に目を向けましょう!」と言われることもあれば「それができてりゃ苦労しないよ」とネガティブ思考に引っ張られることもあります。
私の今現在の考えでは、”万人が幸せになる方法”はないと思います。
ある人にとってはインチキに感じても、ある人にとっては救いになっていることもあるでしょう。(もちろん、ある程度の法則はあり、それが”科学”ということであるでしょうし、心理士として働いている時にもある程度の”理論”を参照枠として用います。しかし、やはりそれは”ある程度”であり”絶対”ではありません)
『役に立つか』問いかけてみる。
「ポジティブを見つけましょう!」
→前向きになれる(役に立つ)ならそうしましょう。
→逆にムカつく(役に立たない)ならやめましょう。
「怒られたらどうしよう・・・」
→不安に思うことでしっかり仕事ができているなら、その不安は100%敵ではないようです(役に立っている)。
→不安に思うことで疲れすぎる、ミスが多くなるならその思考は役に立たないのでやりすごした方がいいみたいです(役に立ってない!)。
心理士として働いている時には、悩みの内容や相手の様子などから、どのような方針で話を聴くべきか、どのような介入が必要かといったことを考えますが、やはり基準は『その人の役に立っているか』ですので、役に立っていないようであればまた別の仮説を立て、別のかかわりや支援を試して(提案して)みます。
『役に立つか』という判断基準で日々の情報や思考をみてみたり、今後の投稿を見ていっていただければと思います。
私はよく「何やってもダメだ」「シにてぇー」という思考に陥りますが、そこで『その思考は役に立っているか?』という問いが浮かぶと『いや、意味ないな。違うこと考えよう』と思えたり、『何か好きなことしよう』と別の行動に移れるので、『役に立つか』という判断基準に救われています。