Bambu P1S Comboのメンテナンス
私がやっているメンテナンスの方法です。異音がしたり筐体内が汚れるか、3ヶ月経つごとにメンテナンスすることにしています。
Youtubeで"P1S maintenance"で出てくる動画でやっていることとほとんど同じです。Bambu Labのwikiもとても参考になります。
https://wiki.bambulab.com/
必要なもの
道具(Amazon, Maker World)
消耗品(Bambu Lab ストア)
活性炭フィルター(今回は交換しませんでした。)
AMSの清掃
フィラメントを外に出してAMSを外します。
こういう時はフィラメントクリップがあると便利です。端が遊んでいる状態で放置するとフィラメントが絡まることがあります。
https://makerworld.com/en/models/99478
PTFEチューブはAMSを開けた状態でAMSの中からチューブの根本を押すと引き抜けます。
通信ケーブルは爪をつまみながら引き抜いてください。
AMSを外したら机の上に置いて中をブロワーで綺麗にします。
ローラーを拭いて綺麗にしましょう。特に駆動側のローラーが汚れているとフィラメントの供給に問題が出るかもしれません。
外装も拭いて綺麗になったらフィラメントを入れ直して蓋を締めておきます。
P1S本体のメンテナンス
扉を開けてブロワーでフィラメントくずを飛ばします。
ドアを閉めて天面のガラスを取ります。ふきんにアルコールを染み込ませてカーボンロッドを掃除します。
エクストルーダーを手で左右に動かして両側を拭きましょう。
同じ要領でガイドロッドを拭きます。左右に2本あります。
ガイドロッドにはオイルを塗ります。ふきんに染み込ませると塗りすぎることがありません。
プーリーにオイルを注します。左右のロッドに2個ずつあります。
ベルトにオイルが付かないように気をつけながら隙間に注します。細い先端がある場合は上にも注します。終わったらエクストルーダーを動かしてオイルを馴染ませましょう。
背面にもプーリーがあります(2箇所)。
まずは上下のねじを緩めます。ベルトが動けばいいので緩めすぎたりネジを抜いたりはしないでください。
エクストルーダーを動かすとプーリーが回転します。
ベルトがプーリーの上下どちらかに寄っていると異音の原因になるので、なるべく常にプーリーの中央で回るようにベルトの位置を調節します。終わったらオイルを注してネジをしめましょう。
背面の次は底面のプーリーにオイルを注します。
これは何故か紹介しているYoutuberがほとんどいないのですが、私の場合はこれで異音が直ったことがあります。
本体を立てたらノズルワイパーとフィラメントカッター、シリコンカバーを交換します。
エクストルーダーのカバーを付け直したら電源ケーブルを差して電源を入れて、ベッドをホームポジションに戻します。
ドアを開けてアルコールを染み込ませたふきんでスクリューロッド3本、ガイドロッド2本を拭きます。コントローラーでベッドを上下させて両側綺麗にしましょう。
ガイドロッドにはオイル、スクリューロッドにはグリスを塗ります。
グリスは多めに塗ってベッドを上下させます。余った分が溜まるのでそれを拭いましょう。
これでメンテナンスは終わりです。AMSを接続したらキャリブレーションをして試しに何か印刷してみましょう。
私はこういう時はケーブルクリップを印刷しています。https://makerworld.com/en/models/675366#profileId-828612
定期的なメンテナンスで長く使いたいです。