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10分でわかる海外ニュース 2023年10月04日


オーストラリア在住20年目のタローがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム

【本日の独り言】


みなさまおはようございます。
「ガサガサ系*」のYoutubeが大好きなもうすぐ2歳の息子。読む本は魚や昆虫の図鑑。絵本ははらぺこあおむしが愛読書。理由はもちろん青虫が出てくるから。

ソファから釣り糸に見立てた布団を落として何かを釣ってるし、お風呂の中に水切り用のザルを持って行ってエビやタコのおもちゃをすくって、とったどー的な何かを発狂してる。夢はガサガサの聖地日本の川で色々捕まえること(親の勝手な想像です)。とにかく寝ても覚めてもガサガサ。
お父ちゃんも寝ても覚めても人材育成ってぐらい楽しんで過ごすぞ!!

*ガサガサで調べると出てきますが、虫や爬虫類が苦手な方はお控えください。

【金融ニュース】

雇用統計が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を後押しし、株価は低迷、国債利回りは数年ぶりの高水準を記録した。

S&P500種株価指数は1.5%下落、ナスダック100種株価指数は2.1%下落した。ウォール街の恐怖指数であるCBOEボラティリティ指数(VIX)は20を超え、5月以来の高水準となった。予想される債券のボラティリティを追跡するICE BofA MOVE指数は、8月21日以来の高値で週をスタートした。火曜日に最も下落したのは、エアビーアンドビーやクルーズ船を運航するカーニバル・コーポレーションなどの旅行関連企業で、マコーミック・アンド・カンパニーは中国の景気回復の遅れが響き、売上高が予想を下回ったことで下落した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■円相場、介入協議の影響で年初来安値から急騰

・日本の政府高官が通貨の下落を減速させるために行動しているとの憶測が広がる中、円は対ドルで1年ぶりの安値水準から急騰した。

日本の通貨は火曜日のニューヨーク取引で1ドル=150.16円と、2022年10月につけた数十年来の安値を更新した。米国の労働需要の底堅さを示すレポートが国債利回りを押し上げたためだ。

その後、円はあっという間に2%近く急騰し、1ドル=147.43円まで上昇した。米国の利回りが2007年以来の高水準に上昇したため、トレーダーは再び円を売った。

■カナダ、外交官をめぐりインドと協議 紛争拡大で

・カナダの外務大臣は、バンクーバー郊外で起きたシーク教徒の分離主義指導者殺害事件をめぐる対立が激化するなか、カナダ政府はインドにおけるカナダの外交官プレゼンスについて現在も協議中であると述べた。

カナダが外交官の数を3分の2まで減らすよう指示されたとの報道があった後、メラニー・ジョリー大臣は火曜日に、カナダは「インドと常に協力し、対話している。緊張が高まっているとき、つまり両国政府間に緊張があるときこそ、外交官が現地に駐在することが重要である。」と述べた。

■RBAは金利据え置き、しかしいつまで?

・オーストラリア準備銀行(RBA)は、4ヵ月連続で公定歩合を据え置いたが、最近のインフレ率の上昇により、クリスマス前の再利上げの可能性も残されている。

ミシェル・ブロック総裁は、先月フィリップ・ロウ総裁の後任として就任して以来、RBA総裁として初の利上げ決定を行い、10月の公定歩合は4.1%と6月以来の水準を維持したと述べた。
しかし、燃料費、家賃、サービスコストの上昇により、8月の年間インフレ率が5%を上回ったことを受け、今後数ヶ月間の追加利上げを否定しなかった。

「オーストラリアのインフレ率はピークを過ぎたが、まだ高すぎる。インフレに関するタイムリーな指標は、財価格のインフレがさらに緩和していることを示唆しているが、多くのサービス価格は引き続き急速に上昇しており、燃料価格はここ最近顕著に上昇している。」

【最後に】

カレー風味のロシアと呼ばれたインドが音を立てて勢いをましている。
人口、国土ともに世界最大クラスの国で、もちろん核を保有していて、海も陸地も近隣の国々と鍔迫り合いを演じているのは中国となんら変わりない。
アメリカをはじめとする先進諸国とすれば毒を持って毒を制す感じで中国の牽制にインドを利用したまでは良かったけれど、力を持ってきたインドは実はロシア以上に面倒だということに今になって気がついている。
もちろんインドには何千という部族と言語があって宗教観があるので一枚岩ではないのかもしれないが、仮にそれが過激的な思想を持った人たちが政権を握ったら・・・・。
カレー風味のロシアは静かにグツグツと煮えたぎっているのかもしれない。


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