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10分でわかる海外ニュース 2024年4月1日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

体調管理をしようと食事や生活習慣を見直す人は多いだろう。
油を多く摂りすぎないようにしよう、塩分、糖分は控えめに。
睡眠時間、寝る前のスマホを控えて。
それを継続して初めて心地いい生活が戻ってくる。
そしてそれを実践している人も案外多い。

では心はどうか。
いわゆるメンタルヘルスってやつだ。
心の体調管理をする時にビーチに出かけて裸足で歩いて、友だちと食事をしていっぱい笑って、「あースッキリした。」って本当に?
自分の脳が、心が日常的に目にするもの耳にするもの、栄養として取り込むことも体と同じように見直してみるといい。
スマホのお気に入りは何。
ポッドキャスト、Kindle、YouTubeのお気に入りは心を整えるのにどんな影響を与えているだろう。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

アジアの株価はウォール街の上昇を受けて上昇し、焦点は金曜日後半に予定されている米国の重要な消費者物価統計に移った。

米国株が第1四半期をプラスで終えた後、日本、韓国、中国本土のベンチマークは小幅な上昇を見せた。投資家は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策見通しに関する新たな手がかりを得るため、消費者物価指数の発表を控えている。

オーストラリア、香港、シンガポールを含むアジアのいくつかの市場は、金曜日は祝日のため休場。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■アイスクリーム・メーカーのトップセールで投資家は選択に苦しむ

・ウィリアム・ブライヤーは、南北戦争末期のフィラデルフィアで、クリーム、サトウキビ糖、ナッツを使い、初めて1ガロン(約3.5リットル)のアイスクリームを手作りした。最高級の原材料を約束し、彼の作品は大きなバケツの中でハンドルを回してパドルを回し、近所の人々に販売された。

それから約160年が経ち、何度も改良を重ねた後、ブレイヤーズは低迷する170億ユーロ(約184億ドル)のアイスクリーム部門の一部となり、ユニリーバは売却か分社化を望んでいる。

ユニリーバには大きな試練が待ち受けている。かつてマグナムやコルネットといったブランドで成長の中心的存在だった英蘭企業のアイスクリーム部門は、過去5四半期にわたって業績不振に陥っている。前経営陣は、販売量の減少を食い止めることも、最も有名なブランドであるベン&ジェリーズの「覚醒」発言をめぐるPRの失敗を食い止めることもできなかった。その結果、ユニリーバはハーゲンダッツのメーカーであるフロネリに市場シェアを奪われた。

■日本は米国と中国経済のリスクに直面していると銀行トップが指摘

・日本銀行協会の会長によれば、日本経済は二大貿易相手国からの物価上昇圧力にさらされている。

全国銀行協会の福留章宏会長はインタビューで、中国からの脅威はデフレだと語った。アメリカからは、ドナルド・トランプが大統領に返り咲き、政策を実行に移せばインフレが加速すると見ている。

日本は貿易依存度が高いため、他国からの経済的影響に敏感だ。中国からの割安な鉄鋼や化学製品の輸出は国内メーカーを弱体化させる可能性があり、アメリカでの減税は物価上昇に拍車をかける可能性がある。

■住宅ブームが金利引き下げを遅らせるとの警告の中、金利は据え置き

・準備銀行は3会合連続で金利を据え置いたが、オーストラリアの止まらない不動産市場が「いつでもすぐに」金利引き下げの見通しを狂わせる可能性があると警告している。

RBAは火曜日、12年ぶりの高水準となる4.35%の現金金利を据え置き、金利上昇がインフレ率の低下につながっている一方、逼迫した労働市場は緩やかな緩和を続けていると指摘した。

決定後のメディア会見で、ミシェル・ブロックRBA総裁は、インフレ率が妥当な時間内に目標である2〜3%の範囲に戻らなければ、もう一段の利上げもあり得るとしながらも、目先の利下げの可能性を否定した。

【最後に】

自給率が低い島国だからこそこういう局面では弱い。
他国の政治的な判断で逼迫され、苦しむのは国民だろう。
政治はどう対処、対応していくのか。

私たち一人一人は何ができるだろう。


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