10分でわかる海外ニュース 2023年12月21日
オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュースを翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
「長い」と思っていたサマーホリデーも2週間が過ぎようとしている。
残り4週間、子どもたちと旅行の計画でも立てようかと相談中。
キャンプ?ホテルステイ?
どこがいいかな、どんなところに行ってみたい?
そんなふうにして、みんなでワイワイとやる時間が1番楽しい。
持ち物、予算、期間、準備するもの。
どんな時間になるかな、どんな体験ができるかな。
【金融ニュース】
軟調なインフレ・データが利下げの可能性を高めたが、景気後退のリスクも浮き彫りになったため、債券は上昇し、株式は小休止した。
ドイツの10年債利回りは、11月の生産者物価が予想以上に下落したとの報告を受け、9ヵ月ぶりに2%を下回った。一方、英国の10年物国債利回りは、インフレ率の鈍化がイングランド銀行の来年の利下げを後押しし、11ベーシスポイントも低下した。国債利回りは4ベーシスポイント低下の3.9%と、今月40ポイント以上低下した。
コメルツ銀行の金利調査責任者、クリストフ・リーガー氏は、「英国のデータは、世界のインフレがより広範なベースで崩れ始めていることを示す証拠に加わった」と述べた。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■アップルがクリスマス数日前に最新腕時計の販売を中止する理由
・アップル社は、クリスマス休暇の数日前に、同社の最新スマートウォッチであるApple Watch Series 9とUltra 2の米国内のオンラインショップと実店舗での販売を停止する予定だ。米国国際貿易委員会が、アップルは2つの健康技術特許に違反しており、米国内での侵害デバイスの販売を停止する必要があるとの裁定を下したためだ。影響を受けたモデルは、年間約170億ドルと推定される同社のスマートウォッチ収益の大部分を生み出している。ホワイトハウスが土壇場で拒否権を行使するか、特許保有者であるマシモ社との法的和解が成立しなければ、アップル直販ルートでの販売は12月21日に終了することになる。
■英国のインフレ率が予想以上に鈍化、利下げ観測に拍車
・英国のインフレ率は11月、エコノミストの予測を大幅に上回った。このサプライズにより、トレーダーはイングランド銀行が近いうちに金利上昇を断念せざるを得なくなるとの見方を強めた。
国家統計局が水曜日に発表したデータによると、消費者物価は前年比3.9%上昇し、10月の4.6%から低下した。エコノミストが予想した4.3%より大幅に鈍化した。4.2%を下回ると予想したエコノミストはいなかった。
■今年の不動産市場の変化
・不動産価格は全国的に予想を裏切り続けており、上昇ペースは鈍化し始めているものの、2022年よりもはるかに速いペースで上昇している。
最新のプロップトラック住宅価格指数によると、今年の価格は毎月上昇しており、金利上昇にもかかわらず底堅さを維持している。
しかし、ここ数カ月は上昇ペースが鈍化しており、市場に出回る物件の増加により購入者の選択肢が増え、値ごろ感は依然として伸びている。
2022年11月までの1年間、全国の住宅価格は依然として下落を続け、2022年3月の前回ピークから1.23%下落し、最終的に2022年12月に最安値を記録した。
【最後に】
スマートウォッチを使っている人は増えているだろうと思う。
ただ、「使いこなしている」となるとそんなに多くはいないだろうと推測する。
ボク自身、アップルウォッチは持て余してしまったのでGarminの心拍が測れるいわゆるFitnessに特化した時計に替えてしまった。
そして今、その時計を持て余してしまっている・・・・。
結局のところ時間がわかればいいのだと気がついた。
腕にくる通知で途切れる緊張感、集中力。
その時、その瞬間どうしても知らなくてはいけないこと、重要なことなど24時間365日体制で待たなければいけないことなど国を動かすレベルの人でない限り無いはず。
なお妻は携帯電話をよく無くすので、スマートウォッチの”Find My Phone”が必須なよう。