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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年5月25日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。風邪で寝込んでいた二次被害として首の寝違えというのがございます。高熱で節々が痛くて、夜中に30分おきに目が覚めることを繰り返してもんどり打っていたわけなんですが、なぜか布団を丸めて枕にしたり余計なことをしたせいで首が痛い。
というわけで、皆さん布団を丸めても枕にはなりません。

【金融ニュース】

世界経済の先行きに悲観的な見方が広がる中、米国株は欧州とアジアの株式に続き、水曜日も下落しました。

S&P500種株価指数は0.9%下落し、金融と不動産が損失を被りました。これは、米国の債務制限交渉が再び行き詰まり、連邦準備制度理事会の議事録で利上げの継続を支持する意見が分かれたためです。

欧州では、英国のインフレ率が予想を上回ったため、ストックス600がこの2ヵ月で最も下落しました。アジアでは、中国のCSI300が、デベロッパーの債務問題や新たなコヴィッドの出現により、成長に対する懸念が高まり、年初来の上昇をすべて帳消しにしました。

LVMHやグッチを所有するケリングSAなどの高級株は損失を拡大しました。チップメーカーのアナログ・デバイセズ・インクは、経済の不確実性に関する弱い見通しを示した後、下落しました。また、シティグループは、メキシコのバナメックスの売却計画を断念し、下落しました。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■米住宅ローン金利が3月以来の高水準に上昇、需要が鈍る

・米国の住宅ローン金利は2カ月以上前の水準まで上昇し、住宅購入や借り換えの動きを抑制した。

水曜日に発表された住宅ローン銀行協会のデータによると、30年固定型住宅ローンの契約金利は12ベーシスポイント上昇し6.69%となった。5月19日に終了した週の住宅購入申請件数は4.3%減少し、3月上旬以来の低水準となった。

・アメリカの不動産市場の停滞は国債利回りの上昇とともに加速している。
自宅購入を考えている人も投資を考えている人からしても、利息が上がることは重大な事実です。例えば、利息の上昇によって不動産投資のリターンが低くなるということになれば「より確実な国債でもいいか!?」ということになる。もちろんこれは個人の考え方によるので、みんながみんなそんな理由で不動産の買い渋りを起こしている訳ではないと思うけれど、一因としてはあるでしょう。オーストラリアの不動産に至っては価格がさらない上に、利息も上がっているのでまだまだ待っている状態です。

■インドの道路が世界で最も危険なのはなぜか?

・インドでは交通事故が蔓延しています。世界銀行によると、毎年90万人以上が死亡し、障害を負い、インドでは1560億ドルの損害が発生している。2022年9月にタタ・サンズ社の前会長サイラス・ミストリーが衝突事故で死亡し、12月にはクリケットの選手リシャブ・パントが負傷した別の事件で、危険な道路の惨状とそれを解決するための取り組みがほとんど行われていないことがさらに明らかになりました。

交通安全の教育、訓練、事故後のケアを提唱する非営利団体People's Trust, Jaipurの最高経営責任者兼常務理事であるプレラナ・アローラ・シンは、「私たちは安全に価値を見出さない」と述べた。「私たちはむしろ、できるだけ早く目的地に着くことに価値を置き、自動車、バス、トラックなどの高速車両を優先し、歩行者や二輪車のライダーの安全を無視するのです」。

・インドにいった時のことを強烈に思い出した。
鳴り響くクラクションの音。3車線と思しき道路に5台7台の車が縦横無尽に入り乱れて進む交通。間を縫うように駆け回るバイク、何を血迷ったのか飛び出してくる歩行者。牛。渋滞中、大きな音がするので隣の車を見るとボンネットに猿が木から落ちてきたようで、飛び跳ねている。
一言で言うと、カオス。

■夏休みに海外旅行をするアメリカ人は、運賃と人混みが大きくなる。

・国内外を飛び回るアメリカ人の増加に伴い、空港の長い行列、飛行機の混雑、運賃の上昇、フライトの遅れが、これからの夏の旅行シーズンを悩ませることになりそうです。

年末年始にサウスウエスト航空が起こしたようなメルトダウンは避けられたとしても、米国では空港の管制官が不足しており、1年で最も混雑する時期に飛行機を利用する旅行者は頭痛の種から逃れられそうにありません。

ピート・バティギグ運輸長官は火曜日、記者団に対し、空港の検問所を通過する乗客数が最近何日か260万人を超え、米国ではメモリアルデーの休暇に「大流行以前には見られなかった」乗客数を記録することになったと述べた。

・日本の国民の休日みたいな制度が一斉に人を移動させることで交通機関の遅延やトラブルを招いていると思うのです。なんで、一斉に休まなきゃいけないんだろう?あれは誰が幸せなんだろう?1週間休みってすごいこと。いらないとは言ってないんです。ただ、もっと自分都合で休みをとりやすくしたらいいじゃないかと思うわけです。要するに形だけじゃないちゃんとした有給、まとまった休みが取れる会社組織の仕組みづくりそういうことが成熟した社会には必要だろうと思います。

【最後に】

オーストラリアでは普通に運転しているインド人の友人にインドに帰ったらクラクションは鳴らすの?と聞いたら、「もちろん!鳴らさないと危ないからね」と嬉しそうに答えてくれました。
それでは今日も元気な1日をお過ごしください。


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