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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年5月3日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

人はそれぞれの領域でいろんな「かしこさの階段」を持っていると思う。
英語の階段、スポーツの階段、仕事の階段、料理の階段。

それぞれ自分が得意なこと、好きなことの階段をいかに活かすかが個性を大事にする今からはより一層大事になってくる。
ひょっとしたらそれがYoutubeやSNSで発信することにつながるかもしれない、個人事業主として独立することになるかもしれない。
会社に勤めて貴重な戦力として貢献する材料になるかもしれない。

そのためには自分がどんな階段をどのように登っているかを知れると「ここを伸ばそう、こうしたらもっと伸びるな」を理解できる。そうわかっていても自分1人では自分の姿を見ることは難しい。
現在地や姿勢を確認するために最初は人の力を借りることができるといいだろうことはみんな知っている。
だけど、人に頼れない。
この階段の中のどこかに「人に頼る」の段が隠れているかもしれない。
大人になればなるほどその存在は顕著だろう。

いい歳して
父親、母親なんだから
先輩だし
一回で覚えろ
背中を見て覚えろ

世間体、プレッシャー、あたりまえを押し付けられるからこそ人に頼れなくなる。
現在地を確認してどんな表情でどんな姿勢で「かしこさの階段」を登っているのか人に教えてもらうことが大人にとっては最重要課題だ。

https://note.com/furu_t/n/n92bcc7e25892

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

株式市場は4月の最終盤に下落し、債券利回りは頑強なインフレが連邦準備制度理事会(FRB)に金利上昇を長期化させるとの懸念から上昇した。

FRBの決定前夜、政策決定者が注視する米国の労働コストに関する広範な指標は、過去1年間で最も急上昇した。このデータは賃金の上昇を示唆しており、FRBは水曜日に20年来の高水準にある金利を据え置き、すぐに金利を引き下げることはないだろうという見方を強めている。消費者心理の落ち込みと相まって、9月以来最悪の月となった株式市場には重荷となった。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日本は円バズーカ砲を家に置いておくべきだ

・160が砂上の楼閣と見られるのは間違いない。このフレーズは使い古されたもので、目を覆うばかりだ。98が一線だった頃を思い出す。不興を買う新たな閾値が常にあるのだ。経済界の高官と個人的に話すと、彼らが気にするのは絶対的なレベルではなく、レベルに達し、突破されるペースだと強調する。そのため、どのような対応をとるかが重要になる。スイングを滑らかにし、円安に適応する時間を与えることが重要なのだ。

円安の根本原因は日本ではなくアメリカにある。そのため、後者の選択肢は非常に限られている。主権が及ぶのはここまでだ。神田は、慎重に、慎重にショットを選ぶ必要がある。バズーカ砲は気にするな。数発の弾丸で十分だ。

■英国住宅市場への最大の脅威

・今朝、英国住宅市場の状況に関する最新データが発表された。

イングランド銀行によると、新築住宅購入のための住宅ローン承認件数は3月に再び増加した。全体の承認件数は6万1300件で、2月の6万500件を上回った。

注目すべき重要なポイントは、3月の新築住宅ローンの実効金利が2月の4.9%から4.73%へと大幅に低下したことだ。日銀のデータによれば、金利のピークは11月の5.3%強だった。言い換えれば、住宅購入のためのローンがより手頃になった一方で、住宅価格は実際には上昇していないということだ。

■需要に供給が追いつかない「厳しい」賃貸市場に終わりは見えない

・旺盛な需要と低供給の中、価格上昇のペースはようやく鈍化し始めたものの、賃貸業者にとっては苦戦が続きそうだ。

3月期の最新プロップトラック・レンタルレポートによると、今年1~3月期の全国賃貸募集賃料中央値は前年同期比3.4%増の週600ドルとなり、前年同期比9.1%増となった。

四半期ベースでは好調な伸びであったが、プロップトラック社の経済調査ディレクター、キャメロン・カッシャー氏によると、伸び率は前年同期の5.8%増に比べるとかなり鈍化しており、賃貸料の伸びの鈍化傾向は今後も続くと予想される。

【最後に】

オーストラリアが移民の制限をかけた。
コロナになりそれぞれの国に帰ってしまった貴重な労働力、若くて野心のある海外からの優秀な人材たちがいなくなってしまったことで必死になってビザを発給し続けた結果溢れ出してしまったからだ。

それはオーストラリアだけじゃない、カナダだって、ヨーロッパ、アジアの国々も同じだ。
そんな中、住む場所を見つけられない人がそこかしこにいて国内のみならず諸外国でも問題になっている。
イギリス、カナダそしてオーストラリアなど。

それでも生活費が上がりすぎたり、より良い生活を求めて移住する人は一定数いる。
実際にオーストラリアを離れて別の国に移住する人の存在を耳にすることは決して少なくない。
それくらい海外移住ってフットワークの軽いものになってきたなと改めて感じる。

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