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『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。/標野凪』その料理は言葉を大切に思う心からできている

物語の会話に哲学を思った。
こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。/標野凪/913.6』を読んだ。

日々の何気ない言葉に傷ついている。または他者を傷つけている。日常に潜んでいる何気ない他者との関りから生じる心の傷。些細な言葉からの傷つきを消化するのは容易でない。

喫茶ドードーのメニューに引き寄せられると、その料理と店主との会話は心の痛手の解決策となる。料理のアレンジとそのメニューの名づけの意味を知り、おいしいと感じられる。痛かった心を消化していく。

生きる意味とは、他者によって気づかされる。
言葉は曖昧なもの、言葉を大切にしましょうってこと。
よくいう言霊、言葉がシャボン玉のようにさまよっていそうだ。

些細な傷つきは、些細じゃない。
「その言葉は些細じゃない」自分で自分を納得させないで。
そのままにしないで。

食べることは生きること
おいしい料理が食べたいなぁ
今日何にする?

ではでは

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