見出し画像

参考図書|特定社会保険労務士

こんにちは! たろです。

特定社会保険労務士になるために必要なもののひとつである「特別研修」に申し込むと、以下のものが送られてきます。

  1. 受講票

  2. 教材

    1. 中央発信講義教材

    2. グループ研修・ゼミナール教材

    3. 中央発信講義労働契約総論【補講】レジュメ

  3. 時間割・会場案内図等

  4. 連絡文書等

    1. 第20回(令和6年度)特別研修の受講にあたって【重要事項】

    2. 中央発信講義e-ラーニング受講マニュアル

    3. グループ研修について

    4. 中央発信講義労働契約総論【補講】の視聴推奨について

    5. 参考図書案内

今回は、このうち「参考図書案内」についてご紹介します。
実際に、僕が買ったもの、紹介されなかったけど買った本も合わせて紹介します!

買った本

法令集

研修にあたり、法規集が必要です。発言や記載を行う際、「〇〇法▲条には〜」というように根拠をセットにしなくてはならないからです。
社労士会からの案内にはポケット六法が載っていますが、特定社会保険労務士に関係しない法律の掲載も多く、反対に必要な法令も載っていないことから、こちらの労働関係法規集を選択しました。
こちらのよいところは、法律だけでなく規則なども載っていることです。研修課題のなかには、「労基則5条1項を確認せよ」といったことも書いてあるので、ポケット六法だと物足りません。
また、労働関係法規集には、「有期労働契約の締結、更新、 雇止め等に関する基準」などのいわゆるガイドラインも掲載されています。このあたりは課題に取り組むにあたり何度も見る物でしたので、法規集の中にまとまっているのは便利でした。
ちなみに、ゼミナールを担当した弁護士の方も、当日はこちらを持参していました。なんでも毎年、自宅用と事務所用の2冊を買うのだとか。

判例集

200の判例が掲載されていますが、研修時に参照する判例はそこまで多くはありません(たぶん、20もないと思います)。
ただ、グループ研修やゼミナールの際、「〇〇事件の判断枠組みは〜」みたいな話も出てくるので、手元に判旨がまとまった資料を置いておくことは必須です。そうしないと話についていけなくなるので。
ちなみに、ここに載っていないような判例は、先生やグループリーダーも丁寧に解説を加えてくれました。

基本書

社労士会からは、労働法の基本書をいくつか紹介されていますが、この本を買っていたので、案内されたものは買いませんでした。
しかも、分厚いのでグループ研修やゼミナールには持っていけないので、使用頻度はそこまで高くありません。ただ、社労士試験では問われないような分野、忘れている分野を総ざらいする意味で部分的に一読しました。

法律の基礎

僕は、法学部出身ではないので、法律の基本的な考え方を学びたく読みました。ストーリーをもとに解説されているので一気に読めました。
とくに、試験対策上、重要になってくる法的三段論法の解説は、腹落ちするレベルまでいきました。

あっせんに関する知識

特定社労士にチャレンジすると宣言したら、先輩社労士が勧めてくれた本。申立書・答弁書の書き方は、グループ研修に直結する内容なので、読むのと読まないのでは大きな差が生まれると思います。

過去問

特定社労士の過去問といったらこれ。受験生全員が買ってると思います。
毎年改訂されるので、買う際に最新版かどうかの確認が必要です。

試験テクニック本①

試験で問われる内容に絞って解説してくれているので、何度も読み返しました。答案の書き方の指針もこの本でだいぶ学ばせていただきました。

試験テクニック本②

「おきらく社労士の〜」だけでも、解答を書く型みたいなものは学べたのですが、他の視点も取り入れたく購入しました。
レイアウトに癖があり、目線があっちこっちにいくため読みづらさを感じる本でしたが、内容は役に立ちました。特に本試験の第1問小問(4)(5)はこの本がなければ、書くことはできませんでした。

その他の参考図書案内

実際に送られてきた書類は以下のとおり。

表面
裏面

画像だと小さくて読みづらいので、それぞれの本のリンクを貼っておきますね(上記で紹介している本は除きます)。
一部の本には一言コメントもつけています!

労働法の基本書

特定社会保険労務士でなくても、社会保険労務士であれば、労働法の基本書は持っておきたいところです。

労働法関係の本を読んでいると引用・参考文献として何度もお見かけする本。あまりにも引用されるので、いっそこの本を買ってしまえばよいのでは?と思ってしまう。

労働関係訴訟

特定社会保険労務士と社会保険労務士の違いは、労働紛争に関われるか否かです。僕は上記の『あっせん代理マニュアル』を買ったので、以下からは購入していませんが、興味のある本なので、『類型別』は買う予定です。

なぜか「Ⅰ」は紹介されていません。グループ研修のとき、となりのグループの方が、この本を絶賛しているのが聞こえてきたので余裕ができたら買いたい本。

石嵜信憲先生は中央発信講義でもご登場されています。

民法

中央発信講義の教材では、民法の中でも一部しか取り上げられていません。なので、全般的に学びたい場合には以下のいずれかを購入する必要があります。ただ、試験対策上、民法が出題されるとしても、それは中央発信講義の教材で解説されているものなので、絶対買うべきかと言われると疑問符がつきます。

第2版は持っていました。
膨大な条文数を誇る民法の解説書としてはコンパクトにまとまってると思います。通読するというよりは、知りたい分野をざっと掴むためによいとおもいます。

平野裕之先生は中央発信講義でもご登場されています。

法令集

案内には令和6年版が掲載されていましたが、9月に令和7年版が出ていますので、購入はこちらのほうがよいかもです。

いいなと思ったら応援しよう!