見出し画像

転職における年収交渉。自分を安売りはしない。

転職して1年ほどになりますが、前職では日系大手メーカーだったこともあり、それなりの給与水準でした。

そこから転職するとなると、そもそも前職の給与を上回る案件自体が少なく難儀しました。おそらく、大企業から転職する人も同じような悩みを持っているのでは無いかと思います。家族もあり、前職以上の年収をキープしたいが、なかなかいい案件が無いと。


ただ、転職において年収面は決して妥協してはいけないと思っています。


理由はシンプルで、入社して社風や職務内容が違うということは予測はできませんが、年収面は確実に予測できるからです。

もし、転職先が思っていた仕事内容でない・上司がやばい、などがギャップが見つかったとして、ここに年収も低かったら「なんのために転職したのか」分からなくなってしまうからです。
逆に言えば、年収さえ高くなれば、ある程度のギャップは我慢できるということです。

そこで私が転職した際に行った交渉についてメモをしたいと思います。

転職エージェントに入ってもらった方がいい

まずは年収交渉は個人vs会社出なくて、エージェントに頼んだ方がいいと考えます。

エージェントも仲介した転職者の年収ベースでキックバックをもらう仕組みになっていますので、年収交渉は丁寧にやってくれます。

「現職+〇〇万になったら転職を考えます」ってなかなか言えませんし、逆に強気に要望して、「その額は出せませんので、それであれば結構です」と言われてしまえば元も子もないですから、プロに任せた方がいいと思います。

弱みを見せてはいけない

交渉ごとは全てそうですが、デスパレートになってしまった時点でおしまいです。必ずこちらが上手を取れる組手にしなくてはなりません。

そうでないと、むやみに叩かれて自分を安売りすることになってしまいます。

「今の会社に不満はないが、いい会社があれば転職する」というスタンスで、交渉を有利に進める必要があります。

年収に嘘をつかない

ただし、数字に嘘をついてはいけません。年収は最終的には源泉徴収票の提出時にバレてしまいます。

自分を売り込むことを大事ですが、嘘はだめです。

年収交渉は福利厚生も含めて考える

大企業であれば、住宅補助・子供手当・単身赴任手当など、いろいろな手当があるはずです。これらの手当もトータルで家計に影響を与えているわけなので、交渉に使う必要があります。

例えば、住宅補助が月4万円x12=50万円なので、50万円以上は年収にプラスにならないと話にならないという具合です。

ボーナス直前ならサインオンボーナスという考え方も

夏冬のボーナス直前に転職して欲しいということであれば、現職でもらえるはずだったボーナスがなくなってしまいます。

その部分を補填してもらうために、転職してもらえるならサインオンボーナスとしてもらう手もあります。これも交渉次第。

最後に:安売りは絶対しない

一番大事なことは、早く転職したいからといって、年収交渉を疎かにして、自分を安売りしないことです。絶対に後で後悔をします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?