Xデザイン学校ベーシック#3 ビジネスインタビュー
マンガ好きのUXデザイン勉強中のへいちょー(toda)と申します。
Xデザイン学校ベーシックコースに通っています。
講義で、自分の心に残った点を振り返るnoteです。
学んだことを、自分の好きなことにこじつけて考えていければと思います。
先人の型、巨人の肩
「巨人の肩に乗る」、私の好きな言葉です。
何かをやろうと思ったら、定石を学ぶのが上達の一番の方法だと思う。
特に、早いうちに、できるだけ汎用性の高い型を理解しておいて、それをどんどんと応用していけると強いと思う。型を学び、実践していけるといいな。
講義で「生成の型」と呼ばれていたが、何かを生み出すにあたっても、型というものはある。
そのひとつが、数あるデザインプロセス。
心に残ったのは、W型問題解決モデルの説明の中であった、思考と経験を行き来するのが大事、という話。
机に向かって考えるだけではなくて、野外観察・実験による検証が大事。外へ出よう。
あと、ビジョンとパーパスとミッションがわかればアイデアはわいてくる、という話も印象的だった。うんうん悩んでいてもいいアイデアは出てこない。考えることは作業。
事業モデルと収益モデル
ビジネスにおいて考えるべき型は何かということで、講義では12コマスライドが紹介されていた。
(9コマスライドを浅野先生が改変、データの活用に関する項目などがアレンジされている。)
事業を検討する上では、ユーザーインタビューをする前に、そもそものビジネスモデルがイケていることが大切である。
昔は、事業のモデルと収益のモデルが一致していたが、最近は、顧客を喜ばすところと金を払うところは違うらしい。
講義の中で、矢沢永吉は、実はタオル屋として儲けている、という話があった。コンサートでファンを喜ばせつつ、収益はタオルなどの物販から得る、という構造とのこと。
noteの深津さんが、社会利益と企業利益をうまく重ねて事業を設計することが大事、と書いていたのを思い出した。事業が、ボランティアになっても、収奪的なビジネスになってもいけない。
あと、アーティストやアイドルのビジネスをみていると、人間やっぱり好きなもの・信じているものに金を払いたいんだなー、と思う。
noteの有料マガジンやpixivファンボックスなど、最近は作家個人に直接お金を払える手段が増えてきたと思う。(自分も、好きなライターの日記が読めるやつを、応援の意味をこめて、何個か購読している)
そういえば、講義でも紹介されていた、ビジネスモデル図鑑について、書籍の内容がnoteで全文公開されていたはずなので、さらっと眺めてみたい。(無料公開して、この著者自体は何で儲けているんだろう?コンサル?)
人間を理解する
ビジネスは、ユーザーなくして成り立たない。
講義で、結局は「人とは何か?」を突き詰めて考えることが必要、という話があった。
個人的にも、大学で経営工学専攻に行き、認知心理学やら顧客心理のモデル化を学ぶモチベーションだったのは、「今後もずっと人間として生きていくのだから、人間の性質を知っておきたい」という発想だった。
そういえば、ストレングスファインダー(性格診断みたいなやつ)をやったときも、個別化(人の個性が気になる資質)が上位だったな。
人は、合理的な判断をしない。
「なんでそんなことをするのだろう?」を解き明かすことで、その人なりの考え方がわかっていく。変な行動とその理由を明らかにするための方法が、これまで学んだ行動観察やエスノグラフィーである。
実際に観察することとあわせて、理論的な裏付けとして、人ならではの非合理的な考えやバイアスについて、すぐ引き出せるようによく理解しておきたいと思う。
終わり
終わりです。noteはなるべくその日中に書くルールでいきたい。
チームでの活動がはじまってきました!よろしくお願いします!
昨年度のビギナーコースのnoteはこちらです!
途中で出た話関連
書籍「ビジネスモデル図鑑」の全文公開。
ボランティアと利益追求のバランスを追う話。
宗教をつくって儲けよう、という面白い本。「甘い汁を吸おう」という章では、「意味のないものを売れ」「名誉心を刺激し寄付を増やそう」など言いたい放題だが、ビジネスモデルという意味では参考になりそう。
以上!次回は8月!
うれしいです!