文章を書くって難しい
皆さん、こんにちは。年末年始、いかがお過ごしだったでしょうか。私は、バイト(学習塾の冬期講習)、資格試験に向けた勉強をしていました。正直、あまり休んだ気がしていません。
2024年、年始から、能登半島での地震や羽田空港での事故と暗いニュースばかり続いていますが、穏やかな一年になることを祈っています。
文章を書くって難しい
今日は、研究や就活、そしてこのnoteの執筆で感じたことについてお話します。今回は、個人的な心のうちを言語化し、整理するという「私自身のために」書いている一面もありますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
最近、【文章を書くのは難しい】ということを、あらゆる場面で感じています。例えば、企業インターンシップのエントリーシート作成、大学院でのレポート作成、そして、このnote執筆・・・。大学院に入学してから、文章を書く機会が増えました(noteでの発信は、自分で決めたことなので、「増やしている」という表現が正しいのかもしれませんが・・・)。そこで、文章で人に伝えることの難しさ、文章力の無さを日々感じています。
日本語は母語、だけど・・・
今、このnoteの文章をみてもわかる通り、母語である日本語を用いて文章を書くことが圧倒的に多いです。そのため、「日本語で文章を書くのは容易である」と考えていました。確かに、「文章を書く」という行為自体は簡単です。しかし、「伝わる文章を書く」ことは難しい。数多ある語句の取捨選択、接続語の選択、どういった論理で書くかなどなど・・・頭を悩ませることが多いです。しかも、「文章を書く」方法など、きちんと学んだ記憶がない(記憶がないだけかもしれませんが)。成長や経験とともに、文章力も向上するのでしょうけれど、それにしても、文章力が向上した実感があまりない・・・。
文章を書くのが難しいと感じたきっかけ
このように感じているきっかけがあります。それは、「『ガクチカ』=学生時代頑張ったこと」を添削してもらったことです。私は、実践型就活をテーマとする学外団体に所属しています。月に1~2度、その代表の方(社会人)と面談する機会があり、その面談で、「ガクチカ」の添削を依頼しました。
以下が、私が提示した文章です。
私は、多数の情報を整理、分析することができる。現在、児童虐待に関する法律上の課題について研究している。研究の具体的なテーマを決定するため、従来の研究や裁判例を分析する必要があった。しかし、先行研究や裁判例は多方向に議論が散乱し、整理するのが困難だった。そこで、主張や判示内容を、類似した方向性をもつものごとに分類した。その上で、グループごとにキーワードを抽出した。この作業を複数回行うことにより、先行研究や実務の動向や問題点を分析し、自身の修士研究の方向性を定めることができた。この経験から、情報を整理、分析し、問題点を提示する力を有しているといえる。
その結果、「文章が抽象的で伝えようとしていることが伝わらない」「どのように整理したかを説明できていない」というフィードバックを受けました。確かに、自分自身で読んでも、抽象的だと思う文章です。自分自身、何を、どのようにしたのか言語化ができていなかったと感じています。
なぜ文章がわかりづらいのか
なぜ伝わりづらい文章なのか。文法の間違い、語彙の選択ミス、論理関係がバラバラなど、様々な要因が挙げられます。ただ、文章で表現したい内容を言語化できていない、というのが主たる要因なのではないかと感じています。「言語化できていない→文章がわかりづらい」を構造化してみると、こんな感じではないでしょうか。
①伝えたい内容を言語化できない
↓
②伝えたい内容を整理できない
↓
③そのまま無理やり文章を書く
↓
④(書き手本人ですらよくわからない)文章ができる
↓
⑤文章の読み手が「この文章の伝えたいことがわからない」と感じる
この構造だとすると、解決策として、①言語化できるだけの語彙力を身に付ける、②内容を構造的に整理する力を身に付ける、ということが考えられます。①②ともに、「言うは易く行うは難し」なのですが。
まとめ
今回は、最近感じている「文章を書くのは難しい」ということについて雑感をまとめてみました。皆さんは、「文章を書く」行為について、どのように感じているのでしょうか。