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大学生の内にニッチなミュージアムにも行こう!
大学生のみなさん、博物館・美術館は好きですか?
あまり好きではない人もいるとは思いますが、博物館や美術館に行きたいだけ行けるというのは大学生の特権です。
上野に行って学費を回収しよう
多くのミュージアムは学生には500円から半額に至るまでの割引を行っており、特に国立のミュージアムには「キャンパスメンバーズ」制度が存在するため、常設展を無料で見られたりします。
このキャンパスメンバーズ制度は独立行政法人国立美術館・国立文化財機構に対する大学の寄付によって支えられており、我々の学費の一部が文化財の保護と学術振興に役立てられているわけです。
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何が言いたいかといえば、キャンパスメンバーズを使わないのは学費がもったいないということ。
「光る学費」をインスタに投稿する前に、上野に行こう!
ガラガラの展示室は今だけ
一般の人々がミュージアムに行く前のハードルは観覧料金だけではありません。というより、むしろこっちの方がメインでしょう。時間です。
大学生は平日に博物館に行けるのです。
当然のことながら、休日の展示室は激込みです。
これを回避できる学生のみなさんはうらやましいことこの上ない!
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もちろん時間があるのであれば遠方の施設に足をのばすことも可能ですし、平日にしか開館していない施設を観覧するのも自由です。
ニッチな博物館たち
企業博物館は、企業活動のために、企業によって設置されるミュージアムです。
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メセナ(文化・芸術活動の支援)として創業家などが収拾した絵画を展示する美術館が有名ですが、企業史や企業活動を保存・紹介する博物館も存在します。企業活動に特化した博物館は言うまでもなくニッチな博物館です。
企業博物館の中には、企業研修のために整備されているものもあれば、中小規模の企業によって開設されたものもあります。また工場見学の際に観覧できる展示スペースも企業博物館に含めることができるでしょう。
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得てして、こうした中小規模の企業博物館や工場見学は、平日のみの開室になっているところが多く、学生でないと見学が難しいものも少なくありません。完全週休二日制に万歳!
ニッチな博物館という面では趣味人による私営博物館や地方自治体の博物館もニッチな展示品があったりするものです。
もちろんニッチな博物館に行こうにも、限られた休日ではままならないということもあり、学生のみなさんにはこうしたミュージアムに足を運んでほしいものです。
まとめ
時間がある大学生の内に、ニッチな/平日にしか行けないミュージアムに行ったり、空いている特別展を楽しもう!
おまけ: 以下は実際に行ってみた博物館たちの紹介。