今日の昼食: 夏の味方、スタミナうどん「キムラくん」を作る
「キムラくん」とは何ぞや
「キムラくん」とは、大阪なんば発祥のキムチとラー油を使ったうどんである。キムラは、キムチの「キム」とラー油の「ラ」を意味するという。キムチとラー油さえ使えば「キムラ君」であることから、店舗でもネット上でも様々なレシピが見受けられる。
関西が発祥であるにも関わらず(思ったより全国区なのか)、関東にある弊学では食堂の人気メニューのひとつとして「キムラ君」が知られている。春から教室変更と時間割変更により学食がやや遠くなり、長蛇の列に悩まされるようになった憂さ晴らしとして、今回は自宅でキムラ君を作ろうと思う。
「キムラくん」を作る
まず前提として、弊学「キムラくん」の再現を試みるわけであるが、自宅にある材料のみで気楽に作るため、その点では完全再現を目指さない。あくまで雰囲気である。食べた感を満たせばいい。豚薄切り肉はないのでベーコンで、食べるラー油も勿論無いので、ラー油とサラダ用にあるフライドガーリックとフライドオニオンで、代用する。
そしてそもそも私は酸っぱさのあるキムチが大の苦手なので、キムチには火を通す。弊学バージョンでは見た限り火が通っていそうであったし、キムチは炒めるとせっかくの乳酸菌が死ぬ変わりにうま味が増えるらしいので幸いである(本場韓国人も焼いてるのでOK)。
材料(1人分)
うどん …ひと玉
キムチ …適量(目安としては菜箸一掴みと少し)
ベーコン …薄切り3枚 ※豚薄切り肉があればなお良し
砂糖 …適量
たまご …ひとつ ※既製品の温泉たまごがあれば良し
ラー油 …適量 ※食べるラー油の代用
フライドガーリック …適量 ※〃
フライドオニオン …適量 ※〃
生姜 …すりおろし適量(目安としてはひとかけら)
小ネギ …小口切り適量
醤油 / めんつゆ …適量
ごま油…適量
いりごま…適量
(適量しかないじゃないかという憤りを感じるが、ここでの「適量」は「好きなだけ」の言い換えです。うどんひと玉が包容できなくなる限界までならヨシ!というニュアンスを含む故の「適量」。)
作り方
うどんを茹でる。茹で終わったら冷水に晒して良く冷やし、その後水気をよく切る。※お湯を沸かし、茹でる間にこの後の作業にとりかかる。
お湯を沸かし、ベーコンを下茹でする。
下茹でしたベーコンとキムチをごま油と砂糖で炒める。炒めたものは皿に取り、保冷材で粗熱を取る。
温泉たまごを作る。耐熱容器に卵を割り入れた後、黄身が十分被るまで水を注ぎ、爆発防止のために黄身に竹串などで穴を開ける。600wで45s(500wで55s)加熱。※過熱が甘ければ5sずつ過熱。
生姜をすりおろし、小ネギを小口切りにする。
水気を切ったうどんを皿に盛り、醤油 / めんつゆと和える
ベーコンとキムチの炒め物、生姜とネギ、ラー油とフライドガーリック・オニオン、温泉たまごを載せる。
お好みで、追いごま油、ごま油をかける。
終わり
今回の再現は概ね上々であった。
ただ、レシピには記載しておいた追いごま油といりごまは、今日の調理の際にはかけ忘れていたことが悔やまれる(もっとも、弊学キムラ君にはかかっていないので忘れたのだけれど)。更なるアレンジとしては豆乳を用いるのもきっとおいしいだろう。
また「キムラくん」欲が高まるときを待ちたい。
追記: 母曰く、キムチを炒める際は砂糖を加えると、酸味が抑えられるとのこと。後日実験した際はまったくもってその通りだった。
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