フォアシュピールでまだ見ぬボドゲに会おう!
フォアシュピールとは何ぞや
昨今はボードゲーム人口というものも増えつつあると思いますが、ボードゲームの世界に足を踏み入れるとそこかしこからドイツ語っぽい響きの言葉が聞こえてきたという経験をしたことがある方も多いでしょう。
では標題にあげている「フォアシュピール」はというとこれもドイツ語で、"Vorspiel"と綴ります。前奏曲や前座試合といった意味合いもありますが、単語を分解しますとそれぞれVor(前の)・Spiel(遊び)という意味になるんですね。
このフォアシュピールですが、日本のボードゲームシーンでは、ゲームマーケットと呼ばれるボードゲームサークルたちの即売会の直前に開催される先行試遊会のイベント名として使われています。まさにVor・Spielというわけです。
ゲムマは巨大なイベントですし、ボードゲームという形態を考えても事前に試遊できる機会があることは大変ありがたいですね。何よりまだ見ぬボードゲームに会える素敵な機会。2024秋東京会場への参加サークル数は107サークル!すごい数です。
どんな人におすすめ?
ここまでの説明でおおよそ察した方もいると思いますが、フォアシュピールはボードゲームにちょっと親しみのある方向けのイベントです。
私は3年間ガッツリ遊んで以降4年近くのブランクのあるライトプレイヤーとして今回飛び込んだ結果として、かなり楽しむことが出来ましたが、それはそれとして参加者の皆さんはボードゲームを日常的な趣味として楽しんでいる方々が殆どだという印象を受けました。
もちろん、皆さん今日初めて触れるゲームなのでスタートラインは一緒ですが、既存のボードゲームの経験や知識が全く役に立たない!みたいなこともありません。一回の試遊でそのボードゲーム独自の魅力をしっかり楽しむには、多少の経験がいるような気がしました。
勝利がすべてではありませんが、勝てないというのも面白くないですし、何が面白いのか糸口がつかめないのももったいないですから。
フォアシュピールに参加しよう
フォアシュピール2024秋はボードゲームベアというサイトから、参加登録したのち、イベント会場である東京都錦糸町駅近くのマルイの8階に実際に足を運んで参加できました。
参加料はクレジットカード決済で1,000円。半日ガッツリ楽しんで1,000円は恐ろしい金額です。
また、ボードゲームは多人数プレイが基本ですが、フォアシュピールは1人でも参加が可能。会場内ではスタッフさんが参加募集中のボードゲームを示したスケッチブックを掲げていたり、サークルさんが呼び込みをしていたりと、ガンガン卓を立てており、様々なゲームをどんどんプレイすることができます。
もちろん、人気のゲームやプレイ時間がかかるゲームは予約などをしているようなので、事前に参加サークルさんを調べるのも楽しみ方の一つなのでしょう。
プレイするゲームは対戦だけでなく協力の形式をとるゲームもあり、初めて会ったけれどもボドゲ好きという共通点のある人たちと和気あいあいと卓を囲めるのも、フォアシュピールならではの体験と言えるのではないでしょうか。
まとめ
ゲームも人も楽しい出会いは一期一会!フォアシュピール!
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