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異教徒たちの饗宴

Beloved ♡ さん

こんにちは!魔タリカ 741歳 、魂のR指定です!
早いもので、今年も夏至を越しました。うっかりしてたら今年だってあっという間に終わってしまいそうです。

日本の夏至は過ぎちゃったけど、ヨーロッパの夏至祭りは6月24日だそうなので、まだ夏至の話題は時効じゃないですよねw

伝統的に夏至はサバト(魔女の集会)の日で、13の太陰月を表す13人のグループ(13は魔女の集会の伝統的な数)に分かれて、神聖な踊りを踊ったそうです。

ハロウィンや謝肉祭などの時節を祝うお祭りは、キリスト教以前の異教徒たち(女神の時代)のお祭りを、キリスト教徒たちが模倣したものでした。

古代の儀式では雄山羊が生贄に供され、若者たちはその血に触れ、古代ローマの習慣のごとく、男性と女性は衣装を交換して性の饗宴に耽ったそうです。

祭りの時には淫らな冗談や悪ふざけに興じたり、ミサを執り行う司祭の前では、邪悪な仮面や滑稽な仮面を被った人たちがカードゲームに興じたり社会的秩序が一時的に転倒したといいます。

それが教会の厳格な権威者たちの不興を買って、異端審問所の審査官たちは
様々な手口、拷問を使って白状させた内容をさらに転倒させて「悪魔の儀式」を捏造し、異教徒の魔女たちを片っ端から大量に処刑したのです。

日本の古い民俗学の中にも、闇夜に山に入って三日三晩性の饗宴に興じたというお話があります。そこで妊娠した子は山の神様の子供と言って、村中で大事に育てたといいます。キリスト教以前は、世界はほとんど似たような感じで、性に対する意識は今とは全く違っていたようですよね。

ちなみに古代の生贄のほとんどは、神自身が雌の動物を殺してはならないと命じたので、常に雄または男性でした。
それは「グループの繁殖力は成人男子の数よりは、成人女子の数によって決まる」からでした。古代では子供を産まない男性の命には価値がなかったのです。ライオンの群れのように雄は1頭いれば十分で、あとは多数の雌が狩をして子供を産み育てているのと同じ理屈ですね。

そうなると、イスラムの一夫多妻は支配構造は逆転していても、生物学的には理にかなっているんでしょうか?男は時々いればいいってねw

これは私の勝手な想像ですが、古代の女神の権威が強力で強大だった場所、
例えば中東アラブから北アフリカの辺りですが、現代では特に女性たちの権利が剥奪され虐げられているように見えます。これは、生贄だった男性からの復讐とか、逆襲なんでしょうか。

ヒトの誕生は500万年前辺りですか?農耕の最古の痕跡は11000年前だといいますよね。きっと男性上位の家父長制社会が出来上がったのは、この3000年〜4000年くらいじゃないでしょうか。特にはっきりとしているのは、キリスト教以降ですが。日本でも縄文時代は女性統治の時代だといいますが、現代を生きる私たち女性が取り戻すべきものは一体何なのでしょうか。

今は女性性の時代と言われていいますが、最近ではDNAが中性化してきているとも聞きました。男と女とか善と悪とか、紋切り型の二元的なジャッジメントは常に被害者と加害者や、争いや諍いなどの対立構造を創り出します。

最近のジェンダーレス化は、古臭く干からびた常識や考え方を笑い飛ばすかのようです。もしかしたら、それは來るべき未来へのDNAの戦略なのかもしれない、と思ったりするんです。

ね、♡さん、どう思います?

Love♡

Tarika

2022 / 6 / 23 発行メルマガより 



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