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ソーマを探して

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。♡さん、免疫力の具合はいかがですか?(お名前の登録がない方は♡さんになってます。ゴメンネ)

さらっとSNSを眺めているだけでも、コロナについての意見は人それぞれ百人百様で、情報が溢れかえってごった返しているのは、風の時代、水瓶座の時代ならではですよね。

じゃあ、どれが本当なんだろうとなんて考え始めたら、混乱は深まるばかりです。だからこそ、自分の内側に、根本に還る、瞑想する時間がより大切になります。

昔々、小さな島に巨大な黒船がやってきた時、島の人々にはその黒船が見えなくて、シャーマンだけがその船を見ることができた、というお話があります。村の人たちは、そのように巨大な動く鉄の塊を見たことがなかったので、船がそこにあること自体を認識できなかったのです。

人はいつの時代でも、自分が見たい真実を見て、信じたいことを信じて、信じられないものは見えない、目に入らないので、存在を否定します。一方で、ありのままに「観る」ための修行を積んでいるシャーマンは、異界を旅して必要な情報を持ち帰るために、信じるとか信じないとか、常識的な「信念」からは自由なのです。

さぁ、今日も私たちは見知らぬ世界への旅に出てみましょう!前回少し書いた、ソーマ、アムリタはヒンディー語ですが、不死や超常的な力を授かるための霊薬で、世界中の伝説や秘教的な教えの中にも様々な名前で登場します。エジプトのファラオも、saと呼ばれる神々の食物を得て、神性を得たと言います。

中世の錬金術ではエリクサーとか、賢者の石と呼ばれていました。魔術師たちは卑金属から金属を作り出す秘密のために命をかけました。そのようなエリクサーは内なる霊魂の成長にある、といって修行する人たちもありました。近代では、ユングの心理学がそのような神秘主義的な土台を含んでいます。

タオでは「煉丹」と言って、外丹と内丹があり、外丹は物理的に霊薬(仙薬)を作り出そうとし、内丹は自らの体の中にその霊薬を作り出すためのものです。(私たちが日本でプラクティスしているのは内丹です。)

古今東西の神秘家たち、神話や伝説の中の王、勇者、魔法使いたちの、神性を得るための探求は、現代の化学、科学の基礎を築いたのです。

ずいぶん前に「神々の糧」と言う本を読みましたが、確か、サブカルチャーの旗手、民俗学者のテレンス・マッケナも、ソーマの正体を探して様々なドラッグを試しました。最終的に彼がどのドラッグに行き着いたのかは忘れてしまったのですが、(マッシュルームだったかな?)納得はしていなかったような記憶があります。

さて、ソーマ、またはアムリタの実態は何で、どこにあるんでしょうソーマを探して様々な冒険を繰り広げたのは皆、男性たちばかりです。女性たちは霊薬を探し求めなかったんでしょうか?

もちろん、この2500年のうち、女性が家から出るのを許されたのは、ほんの最近のことですけどね!日本で普通選挙が始まって96年、女性の参政権は70年と言うから、アリンコぐらいのサイズですよ。

Love♡

Tarika

2021 / 1 /  20 発行 メルマガより

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