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Welcome to Sheffield

チケットを安く済ませようとバンコクトランジットでロンドン・ヒースローへ。出発が13日の午後5時30過ぎ、到着はイギリス時間で14日午前7時過ぎ。ほとんど眠れず。成田空港まで見送りにきてくれた娘との涙のお別れが遠い昔のことのよう・・・泣いて「いかないで」とか言われるんじゃないかと内心ドキドキだったけれど、ちゃんと送り出してくれた。さっきLINEで電話したらべそかきながら「思っていたより大丈夫」と。最初のさみしい夜を一緒に過ごしてくれた友達に感謝してもしきれないし、HELPをちゃんと自分から求められた娘の成長を実感する。

荷物は預入の①スーツケース(20キロ)、手荷物は娘が小学1年生のときに買った②キャンプ用リュック(7キロ)、さらに身の回り品として仕事で使っていた③リュック。③についていろいろeネットで検索したところ、身の回り品=ハンドバッグなどと書かれているけれど、一方でパソコンやデジカメを入れるものとの説明もあり、特にルールはない模様。それをいいことに、このリュックにパソコン、アダプター、タブレット、スマホ、などなど詰め込んで②をなんとか7キロに抑え、さらにダメ元で米4合を投入。
結果としては、②③は計量されるタイミングがなくそのままスルーだったので、もう少し米を増やしてもよかった。ただ、バンコクで乗り換えのとき、ハードコンタクトの洗浄液を2つ②に入れていたのを「1つしかダメ」と怖いお姉さんに言われ、泣く泣く1つを手放した。

スマホはシムロック解除の手続きはしておいたものの、ヒースローに到着する直前にLEBARA(ビザセンターでもらったSIMカード)を挿入して電源ONにしたら「ロック解除の番号を押して」と求められ、もしや解除できていなかったのではと一瞬冷や汗。メールできていた解除番号を入れられたので事なきを得たけれど、本当に焦った。

さらに空港でLEBARAが使えるか、同じ飛行機だったロンドンに留学する人と電話しあって確認までしたのに、シェフィールド駅に到着したらネットがつながらない!!!てっきり駅前に「シェフィールド大へようこそ」とプラカードをぶら下げた学生が待っているものだと思っていたのに、誰もおらず、しかも駅のInformationに「シェフィールド大の寮はどう行くのか」と聞いても「? 知らないわ」とそっけない答え。やっぱりすべてプリントアウトしておくべきだったと後悔してももう遅い。もしやこのままたどり着けないのではと本気で思ったところで、近くにいた若い女性に泣きついたら、その人がスマホをテザリングしてくれて、寮に行くバスを調べてくれた。まさに天使。

寮は受付で鍵を受け取ったら、セキュリティーのおじさんが部屋まで案内してくれた。買い物に行くにはどうしたらいいのか?と尋ねたら、案内してあげるよ、と車で街まで向かい、次に行く寮の場所を教えてくれ、スーパーの前で下ろしてくれた。シェフィールドで生まれ育ったというリチャードさんも天使。

ヒースローからロンドンまで乗るつもりだったPicadelly Lineが運転を一部取りやめていて乗れなかったり、シェフィールド行きの電車は10両のはずが5両だったり(今日は5両です、ごめんなさい~とアナウンス流れていたけれどそんなこと頻繁に起こるのだろうか・・・)、いろいろハプニングもあり疲れ果てて、時差ボケもあり、さっさと寝て明日に備える。今夜はとっておきのパックごはんとドライみそ汁をさっそく食べて元気をもらう!


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