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だまされては、いけない

こんにちは。みーきちです。

突然ですが、あなたは「だまされた」ことがありますか?

私は注意深く、疑い深く生きていますが、それでも、だまされたことが何度もあります。

一番最初に、だまされたのは、幼稚園の頃です。

母に、だまされました。

あの頃、通っていた幼稚園の先生に1人、異常に怖い先生がいました。保護者が見ていないこといいことに、園児たちにイライラをぶつけるオソロシイ先生でした。

そんな先生に会うのがイヤで、幼稚園へ行きたくなかった私は、2~3日の間、登園拒否をしていました。

そんな時、母が私に「ちょっとだけ幼稚園の様子を見てから、すぐに帰ろう」と提案してきたのです。

「イヤな予感がする」と私は思いましたが、母を信じた私は、しぶしぶ母に連れられて幼稚園に登園しました。

母は、案の定、私を怖い先生に引き渡した直後、「先生、よろしくお願いします」と挨拶をして、スタスタと帰ってしまいました。

「お母さんの、ウソつき!!」

私は母の背に向かって叫びましたが、後の祭りです。

その後、怖い先生はなぜか私に変な気をきかせ、積極的に私を抱っこしたり、私をヒザ上に乗せてイスに座り、一緒にアニメビデオを見せてくれたりしました。

私は緊張して、めちゃくちゃ変な汗をかいたことを覚えています。

次にだまされた記憶は、中学生の時です。

自宅でぼーっとしていると、家の固定電話が鳴りました。

すぐに母が電話に出たのですが、しばらくして母は突然「イヤぁあああ!!」と泣き叫び、バランスを崩したジェンガのように、ヒザから崩れ落ちました。

私はすぐに、何かとんでもないことが起きたと察知し、泣き崩れた母に代わって、電話に応答しました。

私「もしもし」

男A「急なご連絡失礼します。救急病院のものですが、お父様が交通事故にあわれました」

私「わかりました。父の容体を教えてください」

男A「とりあえず、警察に代わります」

男B「警察のものです。」

私「父の容体を教えてください」

男B「命に別状はないのですが、あの、少々問題が・・・」

私「どのような問題ですか?」

男B「そうですねぇ、申し上げにくいのですが、男性機能に障害が残りそうです」

私「分かりました。それで、どこの病院に父は収容されていますか?」

男B「ええと・・・男性機能に障害が残りますが笑、いいのですか?」

私「???父は、どこの病院に収容されていますか?」

男B「・・・もういいです。これ、いたずら電話ですよ?じゃ。」

電話は一方的に切られました。

倒れ込んだ母が、涙目で、じっとこちらを見ています。

「いたずら電話だったみたい」

私も母も、何事もなくて良かったと、ほっと胸をなでおろし、お互いの顔を見て笑ったことを覚えています。

他にも何度か、だまされたことがあります。

・20代の頃、「5万円振り込んだら100万円プレゼントします!」という出会い系サイトからの迷惑メールに興味が湧き、実際に5万円を振り込んだところ、謎の「100万ポイント」が付与されたこと。

・謎の「100万ポイント」を使って、ある女性とサイト上で仲良くなり、近くの駅で待ち合わせの約束をして当日ルンルン気分でデートしようとしたところ「駅に誰も現れなかった」こと。

今考えると、私は何度かだまされていますが、致命的なだまされ方をしていないので、まだ運がいい方かもしれません。

世の中を見渡すと「だまされた!」という声がたくさん聞こえてきます。

テレビのニュースを見ると「特殊詐欺で5000万円だまし取られる」などの見出しが躍っています。

悲しいことですが、いつの世も、だます人、だまされる人がいます。

次の画像をご覧ください。

なんと、note歴1ヵ月で9,000万プレビューを達成!100万以上のスキをもらいました!!

スクリーンショット

もちろん、これは合成画像です(私が約1分で作成しました)。

でも、この画像を、もう少しいじって「わずか10日間で3万プレビューを達成しました!」ぐらいにすると、なんだか現実味を帯びてきます。

もちろん、noteでプレビュー数を偽装している人は、私を除き、誰1人としていないと私は信じています。

ただ、もし「わずか○日で○万プレビューを達成しました」という人が「短期間で○万プレビューを達成するための極意!」というタイトルで「有料記事」を配信している場合、私は疑いの目を向けてしまいます。

もちろん、これらは私の妄想です。実際には有益な記事を有料配信している方がたくさんいらっしゃいます。

すべての人が、だます側の人間ではありません。

しかし、どの世界にも、一部に「だます側の人間」が存在します。

皆様も、どうか、そのような人々にだまされない様に、十分ご注意ください。

ちなみに、ふと気になって、妻に「今まで、だまされた経験がある?」と聞いてみました。

妻の回答は「あなたに、だまされた。結婚する前は、あんなにやせていたのに、ここまで太るとは思わなかった」という意外なものでした。

あれだけ、人にだまされないように、そして人をだまさないように生きてきた私は、いつの間にか、人をだます人間になっていました。

妻よ、すまん。


余談:札束も偽装できます。なんてものを売っているんだAmazonよ。


換気扇にこびりついた油汚れのような私の記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。サポートして頂けると、妻がニッコリします。