寒くなると
寒くなると、人肌恋しくなるのか。
甘えたくなるのか。
最近、子どもたちがくっついてくることが非常に多い。
そのかなには、もともとくっつきたがりの子も多いけど、そんなでもなかった子がべったりしてくることにはちょっと驚く。
身体的な寒さから、人にひっついていると暖かくて、それを求めてしまうのはわかる。
でも、それ以上に多分、寒いと心理的に甘えたい気持ちが膨らんでしまうのかもしれない。
わたしもそうだし。
いつも以上に人にくっついていたくなるし、何かあったわけではないのに甘えていたくなる。
鶏が先か卵が先か、みたいな話になるけど、体の寒さと心の寒さは比例しやすいんだろうな。
こんなの、昔から言われてることなんだろうけど、たくさんの子どもたちを相手に過ごしていると、とくにそれを痛感する。
明らかに距離が近くなったり、手を握ってきたり、抱きついてきたり、言葉数が増えたり、話しかけてきたり。
いろんなかたちで、温もりを感じとる純粋さと、その健気さが、ひしひしと伝わってくる。
それだけ信頼してくれてありがとうと思うと同時に、後ろから来るのはちょっとやめてほしいなという気持ちもままある。
ごめんね、ふつうにびっくりするんだよ、大人も。顔に出さないだけで。
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