タレマユゲ

思ったことの殴り書き。

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愛がなんだ

ようやく観に行けました、愛がなんだ。 観に行くまでは心えぐられるような辛い内容なのかなと思っていたけど、全然そうじゃなかった。というか思ってた以上に観点が違った。 恋愛なんだけど恋愛っぽくない、これが大人の恋愛?んーそうなのかな?なんて始めの方は思っていたけれど、観ているうちに理解できた気がする。タイトルの「愛がなんだ」という言葉通り、愛には種類があるし人の感覚によっても違うものだから理解できなくて当たり前のもの。 でもみんな必死にそれを理解しようと自分の心の中で固めて塊に

    • ナミビアの砂漠

      YouTube LIVEでナミビアの砂漠を眺めることができる。動物たちが走ったり戯れあったり、水を飲んだり。 当たり前だけど、動物たちはライブ配信されてることなんて知らない、知ったところでどうってことない。 この映画はまさに2024年の日本の人間をリアルにライブ配信していたかのように感じる。 もしくは主人公のカナ自身が、最後にその様に自分を客観視できたことが素晴らしい成長の様に感じた。 誰しもが年齢を重ねるがあくまで人は人である。生きていれば感情も動く。 周りになんでなん

      • アメリカン・アニマルズ

        自分は何故他人の一人としてではなく自分として生まれたのか、誰もが特別な存在で特別な何かを持っているものなのか。 頭の良い思春期が考えそうなこの議題、でも誰しもが考えた事があるであろう議題。そしてその答えは自分から動かなくては見つからない。 この映画はその能動的行動を実にリアルに追ったものでありドキドキしっぱなしだった。 主人公たちが惹かれた”自分たちを特別な存在にしてくれるもの”は本当にそうだったのか?そもそも特別な存在とは?大学生の時に観たら変に悩んでしまいそうな少し危な

        • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

          予想以上に大きかったアイアンマンの存在、気付けば常に守ってくれて支えてくれていたことを改めて実感させられ泣けてくる。 その現実を受けざるを得ない、引き継がなければならない16歳のスパイダーマン。スパイダーマンはやっぱり強くて優しくて最高の「親愛なる隣人」だ。 彼はいつだって正しい道を進んでいる、後悔しながらも最後は必ず自分を信じている。その強さ、格好良さを知っているはずなのに目にすると心を動かされ涙が出る。 とりあえず映画は明るくなるまで席を立たない方が良い。そ

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          15本

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          グリーンブック

          昨日やっと観に行けましたグリーンブック。 黒人差別の激しいアメリカの時代を生き抜いた2人の友情物語。現実に基づいているということもあって余計に感動したし、余計に胸を締め付けられるほど観ていて辛いシーンもありました。 性格が真逆と言っていいほど違うトニー・リップとドクター・シャーリー。2人の掛け合いが本当に面白くて映画館で普通に笑いそうになってしまいました。笑 トニーは適当な感じだし、ドクは几帳面だし、でもお互い譲れない明確な領域みたいなのがあって、その領域の存在をお互い気付

          グリーンブック

          キャプテン・マーベル

          今日やっとキャプテン・マーベルを鑑賞してきました〜! Twitterでも皆さん仰っていたように始まって数秒で目がうるうるになり、そして最後は初めて観るスーパーヒーローの圧倒的に肉体的精神的な強さにめちゃくちゃテンションが上がりました。 私の勝手な感覚ですが、他のヒーローに比べてほぼネガティブなところとか、やる気が一瞬なくなる、みたいなことが無く、基本的にずっとポジティブだしやる気満々だしめちゃくちゃ前向きだし(書いてて思ったけどマーベルのヒーロー大体そうかもw)観ていて勇気

          キャプテン・マーベル

          ふたりの女王 メアリーとエリザベス

          正直めちゃくちゃ歴史に詳しいわけでも興味があったわけでも無かったので、逆にこの映画を通してこんな事があったんだ!と今更ながら新鮮に感じていました。 メアリーとエリザベス、同じ女王という立場で分かり合える点もあるが故に仕掛けられる戦略。こんな酷い時代を自分の意思を貫いて懸命に生きた人がいるんだと尊敬しました。誰をいつどのタイミングで信頼し、また見放すかの繰り返し。自分なら頭が狂いそうになるほどのプレッシャーや周りからの敵対心。そして休む余裕などなく、その辛さはほぼ永遠に続くよ

          ふたりの女王 メアリーとエリザベス

          スパイダーマン:スパイダーバース

          人生初の4DXでスパイダーマン:スパイダーバースを体感してきました🕷 めちゃくちゃ話題作でめちゃくちゃ楽しみにしてましたが、そのハードルを余裕で軽く超えてきました! 住む世界も性別も生物学的にも?違うそれぞれのスパイダーマンたちがそれぞれ違う戦い方で助け合い一つになっていくこの映画は涙なしでは観れませんでした。。 かっこいいシーンばっかりだし面白いジョークもあって笑っちゃうのに何故かずーっと泣いてしまいました。主人公が徐々にヒーローを受け入れて勇気を出していったり、みん

          スパイダーマン:スパイダーバース

          アバウト・レイ 16歳の決断

          公開された時に行こう行こうと思っていたのに行けてなかったのでDVDで借りてようやく観れました。観れて良かった! レイはトランスジェンダーでお母さんはシングルマザーで祖母はレズビアンという難しい設定が盛り盛りな映画でした。 みんな言うことは間違っていないし、相手を傷つけようとは微塵もないのに心が食い違っていく様が観ていて心が苦しくなりました。 思いやりは相手を理解しようと思うことだと思いますが、相手のことは相手自身しか分からないし時には相手自身も分かっていない事もあると思いま

          アバウト・レイ 16歳の決断

          THE GUILTY / ギルティ

          この映画は自分の想像次第でとんでもないものになる、とんでもないと感じられる映画です。沢山映画を観ている人はもちろん、あまり観てない人でも誰しもが必ずある頭の中の材料で自分の中で勝手に最恐・最狂の映像を作ってしまう。作らされてしまうこのストーリーは度肝ぬかれました。 シーンだけで観ると部屋からほぼ出ないし本当に耳で聞いているシーンだけです。しかし、是非映画館の大スクリーンで観て欲しいと思いました。 主人公のアスガーと同じタイミングで焦り、時には鼻で笑い、そして度肝抜かれます。

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          アリータ:バトル・エンジェル

          最高に面白かった! 思わずガッツポーズしちゃうくらいスカッとするシーンと泣けるシーンの繰り返しで最高なエンターテイメントでした。 大きな目であるがゆえに感情が伝わりやすくてめちゃくちゃ良かったです。 また、父子関係?も温かく愛がこもっていてそれが故に戦闘シーンではハラハラさが増したように感じました。 アリータのことをアリータ自身と一緒に理解していくようで勝手に心が通じていると勘違いしてしまうほど情が移りました。 アリータ最高にカッコいいし可愛かった!! *画像は全て

          アリータ:バトル・エンジェル

          ドクター・ストレンジ

          ヒーローものではありふれた言葉かもしれない信じる力をこんなにも明確化して説得力のあるものにしていたのは初めて観たかもしれない。映像美が素晴らしくて瞬きが惜しいほど面白くておもわず笑ってしまうようなシーンもあり最高に楽しめた! 自分の見ている世界、思っている世界は広いと勘違いしても本当は少ししか観れていないのかもしれない。見えている景色はただの鍵穴から見ているもので鍵穴自体を広げようとは思わない。 もっとラフに客観的に物事を捉えることを無意識にできるようになりたいなと漠然に思っ

          ドクター・ストレンジ

          ROMA/ローマ

          白黒で基本的に無表情な主人公だけど感情が内面から伝わってくる。そして時折見せる表情、溢れ出る感情が針のように直接観ている人の胸に突き刺さってくる。 綺麗な映像にゆっくりなカメラワークで気付いたらのめり込んでいるこのような作品が大好き。 映画の表紙にもなっている浜辺で抱きしめ合うシーンはそれまで溜まっていた感情が止められないほど溢れ出てきて涙が止まらなかった。素晴らしく美しい映像にクズな男もいるけれどそれに対比して主人公の強くは言えない弱さや優しさ子供の無邪気さがハッキリしてい

          女神の見えざる手

          難しそうな映画だったので理解できるか不安だったけれど、観始めたら瞬間から惹きつけられた。スローンの頭の中ではどんな事を考えているのか何を感じているのか常に気になってしまった。 始めはスローンがゲーム感覚というか自信持ちで自分の実力を証明したいだけだと思っていたけれど、ラストシーンになるにつれてそんなレベルの話ではないと感じた。 どこからどこまでがスローンの中で予想を立てて行なっていた事なのか、実は全てがスローンの掌の上で行われていたのではないか、怖さをも感じてしまうほど驚いた

          女神の見えざる手

          はじまりのうた

          完璧だと思っていた愛が不恰好でまだまだ未熟で。でも自分の芯の中にある音楽に対する愛は偉大でいつしかその愛が様々な愛を呼んでいつしか観ている人も優しく温かく包み込んでくれる。 好きな事を心の底から愛して楽しんでいる人はあまりにも美しく輝いていて勇気をくれる。 ※画像はIMDdより #映画 #映画鑑賞 #映画レビュー #感想 #はじまりのうた

          はじまりのうた