ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパールは現代のリメイクとして相応しいか考えてみた。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、現代に置けるリメイクの必要性、需要を考えてみました。
1.俺のポケモン遍歴やゲーム遍歴を紹介
2.今作のゲームの出来具合と感想
3.ポケモンから見る、現代に置けるリメイクの必要性を考える。
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1.俺のポケモン歴やゲーム歴を紹介
ポケモンとの出会いは、小学生高学だった。
いつも行く駄菓子屋で、自分よりも明らかに背が低い小学生低学年らが俺に向かってポケモンカードがダブっているのでポケモンカードの交換を申し出たがわからなかった。少し半笑いにされながらも、ポケモンが流行っているということを小学生低学年の子どもたちから教えてもらったのである。
その後、親の知り合いでよく遊んでいたいひとつ下のテツヤくんから借りたポケモンを3日だけやったことが一番最初にプレイをしたポケモンだった。
小学生高学年になると塾や習い事に行くことが多かった時代でもあり、もれなく俺もその一人だったので、3日という時間はあまりにも短くプレイとしては感想はよくわからないゲームだった。
余談だが、後に高校に入学したときにポケモンの話題が振られたときにどのverをしたことがあるかと聞かれたときに『緑』と答えたら、当時はレア過ぎてなかなか手に入らない代物だったらしい。だから3日で返してくれと急かされたのだと知ることになった。
その後大人になり今までPCゲームばかりをしてきたが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの動画をみてスーパーファミコン以来の任天堂ハードを購入したのであった。
それまで触れてこなかった任天堂ゲームを貪るようにプレイをして、そのうちの一つとして【ポケットモンスターソード】を購入し初めてクリアしたポケモンシリーズとなった。
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2.今作のゲームの出来具合と感想
先程述べたとおり、ポケモンの歴史のうちの1つしかプレイをしていない自分が今作を語るのはおこがましいとは思うが、このリメイク作品自身を正しく捉えないと比較や考察ができないために、感じたことを完結ではあるが語っていこうと思う。
まずプレイヤーはいつもの通り『御三家』を選べるがその演出はとても劇的で、まるでガンダムのストーリーの始まりのようだった。子供の時にもしこれをプレイしているのであれば、とても引き込まれるような感覚になっていただろう。
だがこちらは、酸いも甘いも噛み分けるいい年をしたおっさんである。落ちまでとは言わないが、少し見え見えの展開もあった。それでも俺はこの展開は王道で良い展開だなと感じられた。
そしていつものようにバッヂをてにいれ、ポケモンをゲットしていく過程のストーリーは変わらず鉄板というべきスタイル
興味深かったのは、ノスタルジーを感じさせるような名言を言ってるNPCの多さがかなり心に刺さった。原作にもあったのかもしれないがこれが初めての俺はNPCの個性豊かさはポケモンを盛り上げるための手法として昔からあり、確立されたものだとここで知った。
NPCに話しかけるのは一つの楽しみではあるが、ほぼすべてのNPCに話しかけないといけないのはかなり億劫に感じる場面でもある。すべてに話しかけないと行けないことはないが、NPCに話さないとストーリーが進行をしない場面も多々あり、手当り次第話していくことのほうが結果として効率が良くなってしまう。こればかりは当時のゲームと割り切るしかないのかもしれない。
個性豊かなポケモンをゲットしていく事ができる喜びと反面に感じるのは、エンカウントの確率が高すぎるということだ。どのくらいひどいものかというと、1歩でも歩くとエンカウントが始まりバトルとなる。ひどすぎるレベルだ。まるでドラゴンクエスト3で黄金の爪を手に入れてピラミッドからの脱出を試みてるときに発生するエンカウントみたいなものだった。
今作はランダムエンカウントを採用している、おそらくではあるがその理由は今作特有のキャラのデフォルメからくるものではないかと俺は推測をしている。
キャラはとても可愛らしい二頭身にデフォルメをされている。それでいてポケモンのシステムは草むらにいるポケモンを捕まえるというところに縛られているため、マップが狭い今作の苦し紛れの手法だったのではないだろうか。
その他バグもあるらしいが、執筆時点での大きなバグに遭遇は見受けられなかったので、あまり触れないでおこうとおもう。
・今作の総評
レアなポケモンとの出会い→ゲットしたときの興奮→成長したときの楽しさ→バトルでの興奮
この楽しさと流れはいつの時代でも変わらない【ポケモン】を提供している。
作りが甘いところも見受けられるものの、ゲームは明らかにポケモンそのものだ。
昔プレイをしていた人も、今からプレイを考えている人も等しく【ポケモン】を楽しめる作品となっている。
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3.ポケモンから見る、現代に置けるリメイクの必要性を考える。
あえて結果から言うと、
必要であるし、このリメイクはするべきリメイクだった
と考えている。
理由を述べる前に、なぜこのテーマを扱ったのか聞いてほしい。
初めて発表をされたポケモンプレゼンツでのファンからのリアクションがあまりにも賛否が別れていたためである。
今作の発表時にみんな期待をしていて「ダイパリメイク」というワードを念仏かの如くTwitterにてつぶやく人が多かった。
夢がかなったかと思いきや蓋を開けた瞬間、奈落の底へ落とされたように、そしてみんな口を合わせたかのように、
【期待していたのと違った】
確かにソード&シールドでリッチに作られた3Dの広大なフィールドを駆け回りポケモンの生態を簡略化されてるとはいえ観察のできるようなに作り変わっていたりしたものが、二頭身で当時ニンテンドーDSで発売をしたかのようなグラフィックで発表をされれば落胆するのもわからないでもなかった。
発表後調べていくと、いつも作っている会社ではないことがわかった。
ソード&シールドを製作したゲームフリークではなく、イルカ(ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S、ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWNなど製作)という会社が開発したことが判明した。
ゲームフリークは同時に発表がされた来年2022年1月に発売予定のポケットモンスターレジェンズアルセウスを作っていることが更にわかり、Twitter上の声は「こっちは買う」との声も大きくなっていった。
両者ともに同じポケモンだがビジュアルスタイルがちがうというだけでの批判は、納得の行くところもあれば、なぜ?と思う所もあった。
ぜひともプレイをしてみなくてはという気持ちにかられて、発売前に予約購入をしてみた。
これが事の流れである。
そして必要性はなぜあるのかというと、2点ほどある
一つは、過去の作品を現代にプレイできるという点だ。
ポケモンは大体のところはソロプレイが基本だけれど、ソロプレイにとどまらないように交換、対戦が組み込まれている。
そう、ポケモンは一種のコミュニケーションなのである。
通常版を今でもプレイをしている人がいるとは思うが、交換と対戦ができにくくなった今必要なのはリメイクをすることによるコミニケーション向上がなされているのではないのかと思う。
インターネット対応はゲームの自由度をあげ、今の時代に生きる人へ向けた現世代ハードに置ける特権だと思う。
私の中でのポケモンは、ポケモンをゲット&成長だけではなく、友人とのコミュニケーションとしての側面が強いので現代のハードがよりそれを際立たせる。
交換やバトルをして初めてポケモンが成り立つのだと考えているので、現代ハードでのリメイクは必須だと思っている。
もう一つは、ポケモンの保管計画である。
最近のポケモンは過去に捕まえた作品を『ポケモンホーム』で保管ができる。
一部有料ではあるが、保管をして別の作品へ移して遊ぶことができるので、新しい作品が今後発売してプレイをするにしても前に捕まえたレアポケモンをまた捕まえる必要性がなくなるのはとてもありがたいことだ。
シリーズとうしたらとんでもないくらい売れているゲームだけにこういった敵的なリメイクはファンならずとも望まれていると思う。
かなり突拍子もない発想だけど、株式会社ポケモンはどこの企業よりもまっさきにデジタルペットを考え、それをユーザーに提供をしているのではないのかと思っている。
げんに、スマートフォンでポケモンGOがそれに近かったりする。
もっとそれを深くユーザーに根付かせて今後の展開を狙うためのリメイクでもあるのかと思い、必要性があると結論付けさせていただきました。
なにより、ポケモンはポケモンとの出会いやバトで一喜一憂だけではなく、友人や見知らぬ相手との一喜一憂ができる素晴らしい作品であるので、見た目にとらわれず、手にとってプレイをしてみてほしい。
現代のゲームは幅の広いビジュアルが許容される事態となっている。8bit風のインディーズゲームから現実と見間違うようなフォトリアルゲーム。いずれも見た目も大事な部分ではあるがゲームとしての根幹は揺るがなく楽しいのである。
今作もそしてプレイはしていないですが過去作もポケモンは面白いので、おすすめをさせていただきます!