現役中高一貫校生が語る「中高一貫のメリット&デメリット」
どうもこんにちは。タラタです。
僕は、現在中高一貫校生の中2ブロガーという肩書で情報発信しています。
ここで、そもそも中高一貫校とは何なのかということに関して説明させていただきます。
中高一貫校というのは、簡単に言うと
「中学校を卒業したら高校にそのまま持ち上がりになる学校」
というもので、
中学校と高校のカリキュラムが連携されているという特徴があります。
今回は、現役中高一貫校生のタラタが
「中高一貫校のメリット、デメリット」というテーマで解説をしていこうと思います。
中高一貫校に入ることのメリット
メリットは、主に以下の通りです。
・高校受験をしなくても高校に入れる
・クラス分けの基準が勉強の習熟度
・高校になって友達作りに苦労しなくていい
・カリキュラムが進学に特化している
これから、一つずつ解説をしていきます。
高校受験をしなくても高校に入れる
高校受験をしなくても高校へ入れるのは結構でかいのではと思います。
なぜなら、他の中学生が高校受験に向けて勉強をしている最中も僕らはいつも通り勉強をしていれば高校に進学できてしまうからです。
なので、いつも通りのペースなら急激に勉強して体を壊すというデメリットもありません。
それに、小学校の時に受験をすることにもメリットがあって、
小学校から中学校への進学の際は受験をしなくても入れるのでまだ安心ですが、
中学から高校へ進学する際は受験は避けられない為、怖いわけです。
なので、「落ちたら後がない」というプレッシャーに駆られることになります。
一方、中学受験の際は「落ちても進学の余地はまだある」ので、高校受験よりはプレッシャーは落ち着くと思います。
クラス分けの基準が勉強の習熟度
これもかなりうれしいシステムです。
大半の学校はクラス分けが完全にランダムなため、
「○○と一緒のクラスになりたい」という願望はなかなか叶いません。
しかし、中高一貫校というのは大半は進学をサポートするようなカリキュラムで構成されていますから、
クラス分けも勉強の習熟度で決まります。
勉強を頑張れば「一緒に上のクラスになれる」という願望も夢じゃありません。
ただし、人数の多い学校の場合は、例を挙げると
「1年〇〇〇コース1組」「1年〇〇〇コース2組」のように習熟度別でもクラス分けがランダムになってしまう場合があります。
これを避けるためには、やはり人数の比較的少ない少人数指導の中高一貫校を選ぶとベストでしょう。
高校になって友達作りに苦労しなくていい
大体の高校というのは、高校から新しい友達を作らなくてはいけないので大変です。
ですが、中学の時期でもうすでに友達を作ってしまうことで、高校からは友達作りに苦労しなくていいというメリットがあります。
しかし、それだけだと「ただ高校の時の苦労を先取りしただけじゃん」と思われるかもしれないので、中学の時期で友達作りをすることのメリットをお話しします。
中学で友達を作ってしまうメリットというのは、
「高校生よりも中学生のほうがアクティブな人が多く、関わりやすい人が多い」というものになります。
父から聞いた話なのですが、
「高校生の時は皆緊張してて話しかけづらく、友達作りに苦労する」らしいです。
中学生は、小学校の時のノリが残っている人も多いので、アクティブな人が多い傾向にあります。
比較的静かなクラスでも、約3日でクラス全員が友達を作ってしまうくらいです。
それくらい中学のほうが友達を作りやすいわけです。
カリキュラムが進学に特化している
中高一貫校というのは進学をサポートするような特色があると先ほどお話ししたと思います。
中高一貫校は進学を全力でサポートするということは、それだけ大学受験への対策のカリキュラムががっちり固められています。
5教科のうち苦手分野があったとしても、それを全力でカバーできるようにする環境が整っていることが多く、
苦手分野の克服を叶えられます。
僕の苦手な教科は理科で、一度も合格点を超えたことはないのですが、合格点が80点なのに対し、79点というあと一歩の点数を叩き出しました。
それほど、大学受験に向けてサポートが厚いのであれば、医学部も夢じゃありません。
中高一貫校のデメリット
続いて、デメリット。
・外部模試を実施する量がどちゃくそ多い
・大学受験へ向けての勉強を始める時期が遅い傾向にある
外部模試を実施する量がどちゃくそ多い
はい。
これが正直一番きついです。
やっぱり、中高一貫校は大学受験に特化しているので結構外部模試の量が多く、ピークの時は3週間に一回ぐらいの頻度です。(中学生でも)
なので、テスト勉強がえげつないです。
テスト勉強を1週間やって、
テストを終えて「あー、やっと終わった、、、」
と安心していると、その1週間後にまた次の外部模試のテスト勉強。
そんな感じで、とにかく外部模試の量がえげつないです。
まあ、それほど自分の偏差値が細かく見れるのは結構良きですが。
大学受験へ向けての勉強を始める時期が遅い傾向にある
知り合いの中高一貫校生の高校生の方にお話を聞いたのですが、
途中で、「ここは大学受験に特化している学校だから受験勉強しなくても大学に受かる」と勘違いする人が出てきます。
なので、受験勉強を始めようとする時期が遅いです。
これは、勘違いに乗っ取られて起こしてしまう錯覚によって引き起こされるので、
「必ずしも中高一貫校に入ったら絶対受かるわけではない」
ということを頭に入れておけば大丈夫だと思います。
デメリットの紹介は以上になります。
まとめに移ります。
まとめ
・大学受験に特化しているからといって必ずしも大学に受かるというわけではない
・人間関係が普通の高校に対してめちゃくちゃ楽
・外部模試の量がえぐい
こんな感じとなってます。
あ、あと、中高一貫校生だからといって、他の中学校の人にドヤ顔をするのはやめましょう。
僕のクラスにこれをしてる人がいて本当に呆れました。
皆さんも、進学の際は志望校を慎重に、
何よりも自分が楽しいと思えるような学校を選びましょう!
それではまた!
編集 タラタ@中2ブロガー×時間配分のプロ
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