DroidKaigi2019で登壇してきました
最近、DroidKaigiに関するエントリーを書いてばかりな気がしますが、今回もです。
2/7(木) - 2/8(金)とおこなわれたDroidKaigi2019で「UIテスト(Espresso)の高速化をさらにすすめる」というタイトルで登壇してきました。
登壇した内容について
2018年同様、登壇をする少し前に事前に話す内容を記事に公開していました。 その時の記事は次のとおりです。
そして、当日の登壇資料は以下の通りになります。
どのようにUIテストの実行時間を減らしていくかに焦点をあてています。
実行時間は短いのが正義です。
今までは実行時間を短くするための並列環境を用意するというコスト(学習コスト/運用コスト/端末コストなど)が高かったのですが、最近はデバイスファームや、それをより便利に使えるツールなどが登場しており、非常にコストが下がっています。
今年の登壇では、その実行基盤としてFirebase Test Labを、そして便利に使うためのツールとしてFlankについて触れました。
さて、私「も」紹介したFlankやFIrebase Test Labですが、DroidKaigiのちょっと前にあったpotatotipsでFlankについて紹介している方がいました。
主催するCI/CD Test NightでFlankのことを知って使ったようで、この手の勉強会を主催して良かったなとも思いました。
誰かが何かを紹介し、誰かがそれを実際に試してみて、そしてその知見を公開してくれるという良いスパイラルという感じです。
デバイスファームという実行基盤とそれを取り巻く環境
デバイスファームはまだまだ馴染みがないかもしれません。
しかし、この手のサービスを利用することにより、さらなる先の発展につながっていきます。
最近、メルカリ社のブログでも紹介されましたが「HeadSpin」というサービスがあります。
詳細はブログを参考にしていただくとしても、自動テストがあることにより、その結果から得られる情報が増えるという時代になってきています。
なお、2/20におこなわれるAndroid/iOS Test Night番外編でHeadSpinの方が来られますので興味がある方は是非。
このような実行基盤についての進化は非常に早いです。
おわりに
1年という期間はあっという間ですが、そのあっという間の間にどんどんと進化・変化してきています。
DroidKaigi 2020でどのような登壇があるかはわかりません。
しかし、今年以上にさらなる進化・変化を見せてくれると思っています。