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JaSST Kansai 24で登壇してきました



JaSST Kansai 24

2024/06/21(金)に「東リ いたみホール(兵庫県伊丹市)」で開催されたJaSST Kansai 24で登壇してきました。

現地に当日向かったのですが、到着までにドタバタした話とか懇親会の話とかも書きたいなと思いますが、それは別の記事にしたいと思います。

本記事では、登壇周りについて書いていこうと思います。

会場の「東リ いたみホール」


今回のJaSST Kansai 24のテーマとしては次になります。

「QAはどう生きるか~テストと品質保証の枠を越えて」


登壇内容について

上述したテーマの中で考えたセッションはこちらです。

リンク先にあるとおりですが、「組織全体で品質を担保するための品管メンバーとしてのさまざまな役割」というタイトルで話してきました。

プロダクトの品質を担保するというミッションを持つような「QAに関する職種」というのはいろいろと存在していて、QAEやテストエンジニア、そしてSETなどがあります。

こうやって複数あることはアプローチの多様性や、求められていることの広さを表していることの一つなのかと思っています。

そんな中において、プロダクトの品質を担保するために「チームとして、組織として」どういったことを積み上げていこうとしたかを話すことで、「QAはどう生きるか」についての話の一端になればいいかなと思ったというのがあります。


そこで、現職に入っていろいろとおこなったことを大枠で話そうと思いまとめたのが次の登壇資料にあるものになります。


発表資料

60分の登壇資料となるので資料としてはちょっと長めになりますが、「ドクセル」「SpeakerDeck」の両方にアップしています。
(どちらかに統一したいなと思いつつ、まだ両方を使っています)

ドクセル

SpeakerDeck


発表資料では、次のステップをふんでいくことを意識していたという話をしています。

  1. 品管メンバーの「存在」を認知

  2. 品管メンバーの「活動」を認知

  3. 品管メンバーとコミュニケーション

  4. 品管メンバーとコラボレーション

  5. 品管メンバー関係なく自発的に様々なアクションの発生

私以外の他の登壇者の方(伊藤さんやmiisan)も同様に「知ること・知られること」について話しており、重要性を再認識しました。


登壇内容の補足

発表資料をもとに60分ほど話しましたが、すべての情報が記載できたわけでもないですし、まとめた都合上どうしても失敗事例までは記載できていないです(得てして発表というのは成功したことにフォーカスしがちというのもあるかなとは思います)。

登壇資料に書かれている内容だと、全てがスムーズに進んだように読めるかも知れませんが、実際はそんなことありません。


たとえば、次のようなことがありました。

  • おこなった施策のやめどきの判断のむずかしさ

  • 関われない・関わらないチームの判断のむずかしさ

  • 品管メンバーがチームに入っていく中でドメイン知識を一定獲得するまでの大変さやその間における守り方のむずかしさ

  • チーム特性による守り方とメンバーのスキルによるアサインのむずかしさ

などなど


「むずかしさ」とありますが、結局はifの世界線は選べないので今回の判断や進め方が最適だったのか、もっといいやり方があったのではないか(実際課題も出たりしましたし)、というところの話にもなります。

ここらへんについては、1つ1つがブログ記事や登壇出来る内容かと思いますし、得た経験を次に活かせた時にまたどこかで話せればなとも思います。


オフラインオンリーの登壇は相当久しぶりでしたし、発表時には多くの方が聞いてくださって、嬉しい限りでした。

また、今回の登壇機会によって資料をいろいろとまとめる過程でふりかえりもできて自分の中でも良い経験となりました。

60分話すのは大変かなと思いましたが、話してみるとあっという間でしたし、もっと濃淡をつければよかったなどの反省点もあります。

これらもふまえつつ、またどこかで話せればと思います。












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