タラ夫

ブリューゲル「バベルの塔」展(2017)公式マスコット。バベル展は終了しましたが、元広報担当が「タラ夫」と訪れた展覧会の感想をタラタラ発信するよ🐟

タラ夫

ブリューゲル「バベルの塔」展(2017)公式マスコット。バベル展は終了しましたが、元広報担当が「タラ夫」と訪れた展覧会の感想をタラタラ発信するよ🐟

最近の記事

タラ夫といく「Walls&Bridges」展

今回タラ夫がやってきたのは、タラ夫にとって日本の故郷ともいえる、東京都美術館(上野公園)。 「バベルの塔展」(2017)をはじめ、「ムンク展」(2018-2019)や「クリムト展」(2019)など近年話題となった展覧会を多く開催していることでご存じの方も多いでしょう。 今回見てきたのは絶賛開催中の「イサム・ノグチ展」 …ではなく、お隣(真下)のギャラリーA・B・Cで開催中の企画展「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」 この展覧会、タラ夫が思わず

    • タラ夫と楽しむ「本城直季 (un)real utopia」

      千葉県は市原市にある市原湖畔美術館で開催中の「本城直季 (un)real utopia」展にきたよ。 本城直季(ほんじょう・なおき)さんといえば、ANAの機内誌『翼の王国』の連載でご存じの方も多いのでは。 有名なのはこちら。 "Tokyo, Japan" (small planetシリーズより) 俯瞰の構図で撮影されたプールにはたくさんの人。 みんな楽しそうに遊んでいる様子が伝わってきます。 それにしてもこの細かさ、模型で作るには大変そう…そう思いませんか? でも実は

      • タラ夫と行く「だれも知らないレオ・レオーニ」展

        板橋区立美術館で開催中の「だれも知らないレオ・レオーニ」展に来たよ。 小さな黒いさかなの『スイミー』や詩人ねずみ『フレデリック』などの絵本で有名なレオ・レオーニ(1910~1999年)さん。 だけど、「だれも知らない」ってどういうことだろう??🤔 さっそく見てみましょう。 絵本作家としてのレオーニさんの仕事はみなさんもご存じの通りですが、今回の展覧会ではそれ以外の仕事にも注目しているのだとか。👀 じつはレオーニさんが絵本作家としてデビューしたのは49歳。 それより前は何を

        • タラ夫と行く「式場隆三郎 腦室反射鏡」展

          練馬区立美術館で開催中の「式場隆三郎 腦室反射鏡」展に来たよ。 見て!このメインビジュアル! おどろおどろしくてあやしくて、夢に出てきそうなポスター。(タイトルも難しい…)。いったいどんな展覧会なんだろう…。どきどき…。 中に入ってみましょう🐟💨 式場隆三郎(しきばりゅうざぶろう)さんは昭和初期から中ごろにかけて、アート界ですごく有名だった精神科のお医者さん。 仕事をやりながら、民藝運動とかゴッホの病の研究とかアート関係の本をたくさん書いたんだよ。展覧会名の「腦室反射鏡」

          タラ夫と行く「石元泰博写真展」

          東京オペラシティ アートギャラリーの「生誕100年 石元泰博写真展」に来たよ。 引き締まった都市の風景や、桂離宮のモノクロ写真で有名な写真家・石元泰博(いしもとやすひろ、1921~2012年)さんの大回顧展です。 さっそく中を見てみましょう。 キーカラーは紫なんだね👀 石元さんは1921年、サンフランシスコに生まれます。3歳のときに両親の故郷である高知県に戻り、高校卒業まで過ごします。その後、ドイツの有名な造形学校「バウハウス」の流れを汲んだアメリカの学校(シカゴ・インス

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          タラ夫と行く「分離派建築会100年」展

          パナソニック汐留美術館で開催中の「分離派建築会100年」展にきたよ🐟💨 「分離派」とは、古い伝統から離れるという意味。 去年の「クリムト展」(東京都美術館ほか)や「ウィーン・モダン展」(国立新美術館ほか)を見た人にはセセッションという言葉でも聞き覚えがあるかもしれません。クリムトはウィーン・セセッションの創設者であり初代代表でしたね💡 既存の体制や様式から離れ、独自の価値観を打ち立てるーーそんな動きが20世期初頭のヨーロッパで活発になる中、日本の建築界でも「分離派」を標榜す

          タラ夫と行く「分離派建築会100年」展

          タラ夫と行く「藝大コレクション展2020」

          東京藝術大学大学美術館で開催中の「藝大コレクション展2020 藝大年代記(クロニクル)」にやってきました🐟💨 世界で活躍するアーティストを数多く輩出する東京藝大。日本随一の美術学校が収集してきたコレクションとはいったいどんなものなのでしょうか? さっそく覗いてみましょう👀 第1部「日本美術」を創る 東京藝大は1949年にいまの名称となりますが、その前身である東京美術学校(美校)の開校はなんと1889年にまで遡ります。 当時、美校の開校準備に向け、教員や学生の教材となる

          タラ夫と行く「藝大コレクション展2020」

          おうちで観よう「古典×現代2020」

          外出自粛が続き今日もおうちで過ごしている皆さん、そろそろ美術館行きたい欲が爆発しそうですよね? タラ夫は爆発しました。 ・・・とはいえやっぱり外に出るわけにはいかないし、ましてや美術館博物館は臨時休館中。「今週末もおうちでネ○フリか・・・」 そんな展覧会に飢えた皆さんに、タラ夫が訪れたものの投稿できずにいた「古典×現代2020」展の様子をちょびっとご紹介します。 本物の作品を観ることには敵いませんが、家から出られない週末、タラ夫と一緒におうちで”美術鑑賞”してみません

          おうちで観よう「古典×現代2020」

          展覧会に行こう

          2019年、皆さんはどれだけ展覧会に足を運びましたか? 「フェルメール展」や「ムンク展」、「クリムト展」といったビッグネームの展覧会が大量動員を集めた一方、SNSでの人気が話題を呼んだ「塩田千春展」や「表現の不自由」展で揺れた「あいちトリエンナーレ2019」など現代美術を扱った展覧会も大きな注目を集めた一年でした。 展覧会という世界をよりたくさんの人に知ってもらい、遊びにきてもらうことを目標にタラタラと活動を続けてきたタラ夫にとって、こうして展覧会全体が注目を集めることは

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