【エッセイ】(トラウマ)コルサコフ症候群の父のトラウマをひも解くと戦争体験が残る・・・・
家族関係に愛情がらみの傷があると
自分では気づけない無意識のところで
不安や無力感と孤立感がありますよね。
私も昨晩の食事の時に、父親に何気なく
「エビの頭食べた?」と聞いただけなのに
父親が怒り出し「オレに食べるな!って言うのか!!」
その後の暴言は書けませんが、荒れ狂うのです。
戦後の19年生まれですし、8人兄弟の5番目だった父
食糧難の時期に1~6歳の食べ盛りを過ごした名残り
父はその時に食べたら怒られた経験から
欲張って食べたら怒られて怖い思いをして、それが今ここでも
体験がその時のまま息づいていフラッシュバックで
とっさに戦いモードにギヤ―チェンジするのでしょう。
ゆがんだ愛着形成
父は幼い頃、母親にご飯をねだって甘えたら
厳しく「食べちゃいけません」と叩かれている
それを受けて幼い父はすっかり怯えている
その食べれないという恐怖体験を何度も繰り返す
結婚してからも、企業戦士として働きアリで
家に帰れば、夫元気で留守がいいで、食事が無い
そんな体験が生き生きと今でも父の神経系の中で起こり続けている
どうやって、コルサコフ症の父を幸せにしてあげられるのか?
1,快適に安心してもらう
2,決まった時間に穏やかな団らんの時間を持つ
3,豊かで美味しい食慈をたのしむ
おだやかな家庭団らん
楽しい食事
つらいトラウマの蓋を開けずにすみますように