スクール・ガール
スクール・ガールは、1985年4月25日にリリースされた4枚目のシングルです。
作詞: 松本隆 作曲: 筒美京平 編曲: 船山基紀、C-C-B
前作、Romanticが止まらない大ヒットを受けて、
同じスタッフによるシングルです。
みんなの期待に応えて、見事に大ヒット。
オリコン最高位 6位
ベストテンでも5位になりました。
先月まで放送していたTBSドラマ「不適切にもほどがある!」は
ちょうど1986年と現在をタイムスリップする設定のお話。
昭和担当の登場人物は、当時の風景を再現してました。
特に”純子ちゃん”はまさに『スクールガール』。
長いスカートと薄いかばん。
見た目ちょっと悪そうだけど、心根は優しくていい子。
当時、田舎の中学にはそんなに居なかったけれど、
(聖子ちゃんカット風の人はかなりいた)
都会には実在していたのでしょうね。
アルバム「すてきなビート」に収録されている、
同じメロディで歌詞が違うスクール・ボーイは、
革ジャン+バイクなので、”ムッチ先輩”でしょうか。
ドラマでも取り上げてましたが、
今のメディアは色々と制約が多いですよね。
でも、昔もめんどくさそうなルールはちょこちょこあったと思います。
例えば、
C-C-BはTBSドラマの主題歌からブレイクしたバンドなので、
他局であるフジテレビ『夜のヒットスタジオ』は
この曲で初出演したそうです。
紅白に出た時も、歌ったのはLucky Chanceをもう一度。
やはり、TBSドラマの主題歌だったからでしょう。
特に昔のNHKは、
具体的な商品名を絶対言わせないぞ!的な感じて、
番組中かなり気を使っていた印象があります。
(今はちょっと緩くなった気が‥)
今は私のような市井の人も、
不特定多数の人に自分の意見を発言出来るツールがあるのですから、
メディアが多方面に気を使かわなくちゃいけないのは、
仕方ないのかもしれません。
英樹さんのファルセットから始まるこの曲は、
テレビ出演時の白い衣装もよく覚えています。
サウンドも軽くて爽やか。
イントロのkeyを耳コピして、よくピアノで弾いてました。
初夏のC-C-Bといえばこの曲。
甘酸っぱい、さわやかな曲です。
おじいさんになった笠くんが歌っても、素敵だったでしょうね。
田口せんせのpfアレンジはいつも美しくて。
特に、イントロの前の部分がとても素敵。
お上品で清らかなスクール・ガールどすなぁ。
もっとハートフルに愛して
作詞: 松本隆 作曲: 筒美京平 編曲: 船山基紀、C-C-B
A面同様の両御大の作品。
前作のB面、I SAY, I LOVE YOUと
頭の中でちょっと混ざります。
アレンジがポコポコして、なんとなく似ているのと、
ボーカルがどっちも英樹さんのスイート路線だからかな?
いかにも「ちょうど良い感じのB面の曲」シリーズ。
終盤に入るコーラスと一緒に入っている笑い声、
少しだけホラーに感じていたのは私だけでしょうか?