OOUIデザインの普及のためにやってきたこと
これはマネフォデザイナーAdvent Calendar2021🎄⛄️ の15日目の記事です。
昨年6月に入社してから、いわゆるOOUIと呼ばれるGUIデザインの原則とプロセスの普及に努めてきました。
これまでやってきた取り組みを紹介します。
自分のプロジェクトで実践
まずは自分のプロジェクトで実践します。
リサーチをもとにオブジェクトやビューをモデリングし、UIをデザインします。
さらにPOと書籍「オブジェクト指向UIデザイン」(以下、OOUI本)の読み合わせを行い認識をそろえました。
OOUI本の読み合わせ&ワークアウト
OOUI本の読み合わせとワークアウトを複数回実施しました。
各回を前後編へ分け、前編が読み合わせ、後編がワークアウトです。
デザイナーよりむしろPdM、エンジニアの参加者が多く裾野の広がりを感じます。
全社向けのイベントでレクチャー
全社向けに使いやすいUIをテーマとしたセッションを行いました。
プロダクトデザインに興味のあるビジネス職やエンジニアが集まり、実際にアプリのUIをデザインしてみました。
ベトナムでモードレスデザインの勉強会
マネーフォワードベトナムでエンジニア向けにモードレスデザインのレクチャーとワークを行いました。
言語の壁を超えて、GUIの原則について認識を揃えるきっかけになったと思います。
モデルベースデザインのワークショップ by Goodpatch
デザイナー向けに、Goodpatchさんと一緒にモデルベースデザインのワークショップを行いました。ハウツー的な方法論だけでなく、その行為の本来的な意義と目的を再確認します。
少しずつ浸透してきた
開発現場では「これってタスクベースだよね」「モードが増えるのはよくないね」といった発話が徐々に増えてきました。
特に業務用プロダクトは扱う対象が複雑です。情報構造の設計が甘いことに気づかずに開発を進めてしまうと、使いにくく拡張性の低いものができがちです。
またそもそもOOUIは特別なプロセスではなくGUIの原則です。
「OOUI」という言葉を普及のために使いつつ、OOUIと言わずともGUIの本質と向き合いデザインしている状態になればいいなと思います。
マネーフォワードでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
カジュアル面談やMeetyも行っておりますので、一度話が聞いてみたいという方も、お気軽にお声掛けください。(Meetyは応募多数の際は対応できかねる場合がございます🙇♂️)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?