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思います


ご冥福をお祈りします。というツイートを見ると嫌悪感を抱いてしまう。といった話をSPOONという配信アプリでした事がある。

当時、SPOONアプリ内で少しだけ絡んだ事のある女性配信者が亡くなった。その女性と仲の良かった配信者のツイートで訃報を知った。ご親族の方から連絡を受けたらしい。その後、彼女と親交があった人達が次々とご冥福をお祈りしますツイートをしたり、アプリ内で自身の想いなどを音声に録音し、投稿していた。

悔しかった。なぜかはわからない。それらを見て悔しくて涙が出た。本当によくわからない感情だった。悲しかったし、悔しかったし、寂しかった。顔も名前も知らないインターネット上だけで絡んでいた女性の事を想い、涙した。

長い文章のポエムや彼女に対しての想いが録音された音声。各々がSNS上で彼女を偲んでいた。訃報のツイートが投稿されてから2日3日で。芸能人が亡くなった時もそれらのツイートでタイムラインは溢れ返る。

そんなツイートすんじゃねぇよ!

こんな事が言いたいのではない。好きなだけすればいいし、人の自由だ。私だってしょうもないツイートばかりする。否定なんて出来ない。ただ、軽い気持ちで故人を偲ぶツイートや音声を投稿しないでほしい。そう思った。

なぜ?
なんでそう思ったの?

彼女を偲んだツイートをした後に

おはよう!今日も頑張ろうね!

眠い。

牛乳買うの忘れた!

などと日常に溢れたツイートをされては、軽い気持ちで彼女を偲んだという風に考えざるを得ない。わかっている。こんな頭でっかちな思考の奴はSNSに向いていない。しかし思ってしまうのだから仕方がない。あれだけ昨日長文でめちゃくちゃ暗い内容のものを投稿しておいて次の日よく「皆おはよう!」ツイートが出来るな。と思ってしまうのだから仕方がない。今すぐSNSをやめた方がいいのかもしれない。やめないけど。人の自由なんで!



今日仕事中にふと思い出したので書きました。
あの時、偲びツイートをしていた人達はまだ彼女の死を覚えているだろうか。
時々思い出してその人を想うことが故人を偲ぶものだと私は考えています。

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